こんばんは、太平です。
目下、読者数激減中の私のブログです(笑)
今なら、メール、line、コメント。100%の返信率ですよ!
さてコメントといえば、昨日。おそらく、日本の私の先輩医師からコメントが入りました。
おそらく、というのは『名をかたる』ということが可能で、私にはその真偽がわからないためです。
コメント内容は
『やくにたたなくてもいいから、帰ってきなさい。さびしいから。』というもので。
これは効いた。なんか良く分からんほど効いた。白旗です。胸にガツンときた。
この方は、おそらく私の尊敬する人の1人で。
医者として尊敬しているのね? と聞かれると、私は困ってしまうのですが。いえ、その方は外科医としても凄く高い技術を持っているし、日々研鑽されている人で、凄い人なのですが。
私自身の立場というのが、『私は医者としての本来の道を外れた【外道】である』と自分の事を思っているので。
なまじ本来の仕事と近いエリアの職は『語りにくい』し『語りたくない』と感じているところが強いのです。
じゃあ何を尊敬しているの? ということになるのですが。
私は彼を『芸術家』として尊敬しています。
彼を初めて尊敬した日を、今でも覚えています。
あれは某国際学会で『タイ』に一緒に行ったときでした。
同じホテルに泊まり、朝食を一緒にしました。実は彼のことを『すげー苦手な人だ』と思っていました。マングースとハブみたいな関係だと思っていました。
そのホテルはなかなかの高級ホテルで、それはそれは見事なバイキングでした。
私は喜び勇んで、沢山の食べものを皿に盛り、テーブルに戻ります。
彼は、それから数分して、ゆっくりとテーブルに着きました。正直、早くしろよって思ってました。
しかし、彼の皿をみて、私は愕然としました。
そういう風に盛りつけなさい、という黄金律があるんじゃないか?と思うほど、無理の無い適度な量を、色鮮やかに、料理と料理が接すること無く配置されていたのです。まるで世界地図の5大陸のようでした。
自分の皿を見ると。まるで豚のえさでした。(いや、豚のえさみたいなのも好きなんだけどね)
バカみたいに大盛りにしてるし、互いのソースが繋がってたりするし^^;(それも美味いんだけど、作ってくれた人はやっぱり嫌だよね)
彼は丁寧に手を合わせて、食べものに感謝を述べ。ゆっくりと、これが正しいフォークの使い方なんだよといわんばかりに、大陸を口に運んでいきました。
『あぁ、この人は24時間、常に。美しいとは何か?ってことを考えてるんだ』そう感じました。
何の気もなしに取っている、『その朝食の全て』が美しかった。
服装もオシャレだしね。もう、自分とは異質すぎて、嫉妬もできない。尊敬しかできない。
そんな感じで。ときどき私に衝撃を与えてくれるので。コメントをくれたのは、たぶん本人なのでしょう。
(だから、私の動画作品を。たまに彼が褒めてくれると、『あぁ今回は美的に良かったんだな』って嬉しくなります。美的感覚に関して白旗ですから)
あ、動画作品っていっても素人レベルだよ^^;
実は、彼の名をかたって、『遊びとして』そんなことを書いてきそうな先輩がもう1人思いつくのですが。
その人は『話術・観察の鬼』として私は尊敬しています。人間力が凄い。私は『アニキ』と呼んで慕っています。ほぼ超能力者です。
とにかく良く見ている。そしてTPOに合わせて『見てない振り』もする。
わざと失敗したふりや、わざと口がすべったふりもする。(たまに本当に滑っているみたいだけど、私には分からない^^;)
とにかく常に『最終的にお互いが良い方向、お互いが幸せになれる方向はなんだ?』ということにフォーカスを合わせている。
『温かい』ってこういうことなんだなって教えてくれた方です。世間からは『怖い人(ちょっとだけ)』って思われているみたいですが^^;(笑)
超能力と書きましたが。まあ1回や2回なんてものではないのですが。
例えば、私が前妻に逃げられて凹んでいたとき。アニキは私のことを心配してくれたのでしょう。どこかの住職に『苦しんでいる後輩がいるんだが、どうしてあげたら良いと思いますか?』と相談したそうです。
住職は『彼はインドに行くしかない』と、答え。それにピンと来たらしく。
アニキ『お前はインドだ!インドに行け!』と頻回に言ってくれました。
当時、私の大学はインドにつてなど全く無く。仕事でインドに行くなど考えもつかない状態だったのですが。
それから3年後の今、私はインドにいます。
そして沢山の恩恵にあずかりました。
どうも、アニキには口に出すことを現実化させる能力があるみたいです。
アニキのおかげで、私は色んなことに気がつくことができたんですね。
感謝するとか、しないとかではなく。能動的にどうこうできるものではない、溢れかえってくる感情があります。
ただ1つ、文句があって。
5月に日本に一時帰国で帰ったとき、アニキがこんな事を言いました。
アニキ『俺さ。太平にできるだけメール返さないよう・送らないようにしてるんだ』
太平『なんでですか?』
アニキ『いや、いなくなって寂しいから。太平は死んだことにしてるんだ』
アニキ『誰かから聞かれたら、太平は死んだよ。って答えてるんだ』
アニキ『死んだと思ったら諦めがつくでしょ?』
やめてください!
あなた、自分の能力分かってますか?
私は生きて帰ります!
まあ、今回はこんな感じで。
あと1ヶ月くらいで一旦日本に帰れると思うと。自分の好きな人達が沢山居る職場を懐かしく感じてきたので、書いてみました。
他にも素敵な尊敬している方々がいっぱいいます。後輩にもいます。
大学5年生のとき、私は『自分が嫌いな人の下で働くくらいなら死んだ方がマシだ!』と強く思ったのですが。
その願いはきちんと届いたみたいです。
やっぱ、神はいるね! うん、いる!
写真が同じでつまらないっていうので。今日はこんな感じに。
インドの屋台でございます。
『尊敬される人とは、感情を理性でコントロールできるひと。知識や教養の無い人は感情的になって、何の手立てもできない』
〜美輪明宏〜
『ミツバチが他の動物より尊敬されるのは、勤勉であるからにあらず。他のもののために働くからなり』
〜クリソスムス〜
『精神のいちばん美しい特権の1つは、おいて尊敬されることである』
〜スタンダール〜
↓何か感じることがあったら押してください^^ 私も嬉しいです^^ 絶対生きて帰るぞ!
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コメント
コメント一覧 (6)
もっとコメント頑張ります*
尊敬する人がいると、それだけで自分が潤う気がします!!
しかもその方が自分の事を気にかけてくれているなんて、すごいことです。
さすが太平先生♢♦︎と思います。
後者の先輩は私でも分かる気がします。超能力者。笑
帰国、楽しみですね〜〜♪
私も機会があればまたお話聞かせてください!
いい先輩方に恵まれた職場なんですね。
でも、太平さんみたいな楽しい方が職場にいれば楽しいんでしょうね!
日本に無事に帰って来てくださいね(^.^)
一つ質問なのですが。
尊敬する
とは?
おひさしぶり^^ なんかセーラームーンみたいで良いね。そのR!
ホント、コメントありがとう♪ 1つのコメントでご飯3杯食べられるくらい、コメントが好きだよ!
我々の職場は、『芸術家』に『超能力者』に『忍者』に『音の魔法使い』に『野球選手』バラエティに富んでますからなぁ
是非またお会いして『日本酒』を冷やでキュッとやりながらお話ししようね^^
初めまして^^ コメントありがとうございます。
毎日読んで下さっているのですね、とても嬉しいです☆
『楽しい』そうですねぇ。皆さんがそう思って下さっていたら、私は嬉しいです^^
あと1ヶ月くらいで一時帰国できるので、無事を維持したいと思います(笑)
ほっこりしましたか^^ それは嬉しいです^^
さて『尊敬』についてですが。
純度の高い『尊敬』は『嫉妬しようがない高みにある』ということだと、私は認識していて。
『嫉妬』というのは、ある意味『自分の未来の姿である』と思い込んでいるから可能だと思うのですね。自分もああなりたい、羨ましいということです。
それが、自分の未来には存在しない、異質の存在になったとき。
嫉妬は完全に離れ、『ただ違う存在だ』という受け入れが同時に起こります。
そのとき、純度の高い『尊敬』が生まれると、私は考えています。