毎日雨が降ってくれるからなのか、インドは少し涼しくなってくれました。
過ごしやすい気候が続いています。
クーラーは相変わらず直らないけれど、扇風機だけでも気持ち良く寝られます。
1日に4回も5回も浴びていたシャワーも、回数が減りました。
そして気がついてしまった。
お湯出てへんやん!!(※私は関西人ではありません)
何故? いつから?
どうやっても出んゾ?
部屋が暑すぎて、水シャワーが気持ち良すぎて、お湯が出ていないことに気がつかなかったのね!
おそるべしインド!
ってかちょっと今は快適な気候だからね、夜の水浴びは寒いんだけどね。
こう、選んで、水シャワーなら良いけれど。選択肢がなくて水シャワー強制だと辛いものがある。うーん、人間って不思議である。
しかし、このインドの……こう、なんだろな。帯に長くたすきに短い感じ。
辛い物は痴漢撃退用の武器か!?ってくらいに辛いのに、甘い物はカルピスを練乳で割ったの?ってくらい甘い。
すっげー遅刻してくるかと思ったら、集合時間に1時間も早く来たりもする。
つまんないことでせせこましく小銭を要求してくるかと思えば。
トイレの無いレストランで催した時。表に出たらザーザー雨。あぁ困ったなと思っていたら、そっと相合傘に入れてくれる。
通りがかりの知らないお兄さん『何してるの?』
私『トイレを探してるんだ』
通りがかりの知らないお兄さん『ああ、じゃあこっちだよ』
そんな感じで、雨から守りながらトイレに連れてって言ってくれる。
私『ありがとう、これ少ないけど』
通りがかりの知らないお兄さん『あ、待って。僕はそういう感じじゃないんだ。金はいらない』
そう言ってトイレから出てくる私を待ち、また相合傘をしてくれてわざわざレストランに連れて戻ってくれたりする。
お兄さん、一体誰なの? ふふ、名乗るほどの者ではないさ。僕は自分がやりたいことを知っているだけさ。……私、多分、貴方の名前知ってるよ。
この国は、腕がとっても長い長いヤジロベエなのかもしれません。
私なんかが少々無茶をしたところで、彼らの重心はびくともしない。
バランスを成り立たせている、両極端。
その端っこ同士がもの凄く離れているから、調和が深いのかなぁ。
『インド人もビックリ』という言葉は、そういうインド人のバランスから生まれた言葉なのかもしれません。『インド人をびっくりさせるのは大変』だってことだもんね。
そりゃそうだよなぁ、皆そんな両極端を胃袋に、待ち合わせ時間に、人格に、浴び続けながら育っていくのだものね。
インド人にビックリさせられ続けながら暮らしております。
そういうところはわりと好きです☆
『いつも優しく、愛想良くなんてやってられないよ。理由はかんたん、時間がないんだ』
〜スナフキン〜
『人の目なんか気にしないで、思うままに暮らしていれば良いのさ』
〜スナフキン〜
『あんまり大袈裟に考えないようにしろよ。なんでも大きくしすぎちゃダメだぜ』
〜スナフキン〜
『大切なのは、自分がしたいことを知っているってことだよ』
〜スナフキン〜
『明日も昨日も遠く離れている』
〜スナフキン〜
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