本屋で『Creative Copywriting』なる本を見つける。

なんだかよく分からないけれど、妙に心ひかれたので購入。

 
 

ペーパーバックで新品なのだけど、本の四隅が潰れてたり、背表紙には爪でひっかいたような傷が入っている。乱暴に扱っているのだろうなぁ。

 

これがなかなか面白い本で、コピーの書き方と発想の仕方を取り上げた本なのですが。導入部分に長い自己啓発的な部分があります。

今日はこの本に書いてる『ちょっと素敵なこと』を私が感じたままに訳してみます。

 

 

『いいかい!コピーライティングをするってことはなんだよ』

 

『テクニックを学べば、だれだってなんとなく良い感じ物は書ける』

 

『だけどね、テクニックは二の次なんだ。大事なのは

 

『あなたが書きたいと思う主題は、あなた自身だと思ってね』

 

『深く、深く主題について理解しよう、つまり貴方自身を理解しよう』

 

『理解するってことを侮ってはダメだよ。アインシュタインも言ってるよね。本当にちゃんと理解できているかどうかは、あなたのお婆ちゃんに説明してみればわかるって』

 

『そうやって、どんどん理解を深めていく。書きたい物だけじゃなくて、その周りの、あらゆるものについて理解を深めることが大事。特に小さなことが大事なんだよ。だってコピーライトってのは、それぞれが持っている個性を、お客さんが嬉しくなるように伝えることなんだから』

 

『そう、次はお客さんだ。お客さんも侮ってはダメだよ』

 

『お客さんを深く深く理解するんだ。良いかい、彼らは自分自身にしか興味が無いんだ』

 

『だから貴方が話したいことを話してはいけない。それはお家で壁に向かってやればいいことなんだもの。常にお客さんの事を考えてあげて。彼らが本当に聞きたいのはなんだろう?って』

 

『マズローのピラミッドは知ってるかい? そう人間の欲求には段階があるっていうアレさ。一番下は生存欲求、ご飯を食べたり、ちゃんと睡眠をとったり。そういう欲望のレベルだね。そこが充たされると安全を求めるようになる。それが充たされたら社会から役割があることを求める。社会欲求だね。その次は承認欲求さ、外から認められたり、何かを得ることで心を安定させたい欲求だね。さらに上に自己実現のレベルが乗っかっている。』

 

『じゃあマクドナルドはどういう次元の欲求かな? 一番下?生存欲求?本当にそうかい? 飢え死にしそうな人がマクドナルドを選ぶと思うかい? マクドナルドはどっちかっていうと承認欲求に近いんだ。外から何かを得て、自分を喜ばせたい欲求なんだ』

 

『だからマクドナルドのコピーライティングをするときは、嬉しい、楽しくさせてくれるってところを大事にして書くんだよ。マクドナルドを食べながら仲間と楽しく過ごしているような感じさ。こんな風にみんなが何を求めているかって事を考えることがとても大事なんだ』

 

自分を知って、相手を知って。お互いに嬉しくなる。それが大事なんだよ』

 

 

という感じです。そっから先は発想方法とトレーニング方法が続くのですが、なかなか面白かったです。
技術書なんだけど、元気が出る! 

 
 

でね、この本499Rs(訳750円)で買ったのですが、アマゾンで調べたらビックリ仰天。

 

26


 

 
 

え?14万円?

本当かしら?

 

 

ううーん。もう沢山書き込んで汚しちゃったよう。(最初から結構汚れてたけど^^;)
この値段が本当なら、私の持ち物で2番目に高い物です。(圧倒的一位だと思ったらPCがあった^^;

 
 

なんにしても良い本でした。

日本に持って帰ろ^^

読みたい人がいたら貸しますよ☆ 返してね、売らないでね!

 

 

 

 

『本の無い部屋は魂の無い肉体のようなものだ』

〜キケロ〜

 
 

 

 

 

 

『書物そのものは、君に幸福をもたらすものではない。ただ書物は、君が君自身の中に帰るのを助けてくれる』

〜ヘルマン・ヘッセ〜

 

 

 
 

 

 

『全ての本は、束の間の本と、生涯の本の2種類に分けられる』

〜ジョン・ラスキン〜

 

 

 

 
 

 

↓押してくださったら嬉しいです^^ 先日、久しぶりにビートルズの『ノルウェイの森』を聞きました。村上春樹さんの小説に驚き呆れました。恥ずかしながら全然理解できていなかったです^^; 

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