インドに帰ってきました。
これからまたゆっくりと更新していきたいと思っています。
再びよろしくお願い申し上げます。
日本滞在時に思っていたよりも沢山の人達がこのブログを読んでいてくれていて、楽しんでくれているのだと伝えてくれました。
読んで下さっている方々、ありがとうございます。
さて、ではしばらくは『今日もインド日本編』をお楽しみ下さい。
この日本滞在は私と私のチームメイト達で日本を訪れ、2週間ほど日本とインドの違いを調査するというものでした。
どういう理由でそうなったのかはよく分からないのですが、インドのBOSSも来日することになり
当然スケジュール決定はインド的な感覚で進むため、いつも通り混乱が生じたようでした
《フライト2日前 5月8日の出来事》
BOSS『実はね。そのね。』
私『どうされました?』
BOSS『いや、うん。もちろんノープロブレムなんだが、うん。』
私『?』
BOSS『いや、実はまだ飛行機予約してないんだ』
な ん で す と!?
・ ・・すごいわ!もう、大学に怖くて報告できないレベルだわ(書いちゃうけど)
私『あの?大丈夫ですか?』
BOSS『うんうん、ノープロブレム。ところで13日にワークショップしようって言ったんだけど、13日は君の大学の都合でダメだったんだ。』
BOSS『だけどね、12日ならやってもいいッて君の大学は言うんだ。そこでね、そのね』
BOSS『だから、君の予定を1日ほどくりあげて、君も大学に11日に到着してくれくれない?』
私『む り だ よ !』
だってもう11日夜の宿は東京に取ってるし、キャンセルできないし。
ってかあんたが、インド出身者はエアインディア固定だとか言い出すから無茶苦茶なスケジュールになってるんだよ。
我々は東京でインド人のチームメイトの到着を待ってから移動するんだから、どう考えてもそんなん無理だよ!
ってなことをやんわり伝えると
BOSS『なるほど。それならノープロブレムだね。』
『・・・・どうしよっかな。いっそ私、日本に行かなくても良いかな?』
私『・・・いえ、私には判断しかねますので』
そんなすったもんだに私は慣れちゃっているけど、大学のスタッフ達は大混乱なんだろうなぁ。
本人達にはとても言えないけれど、ちょびっとだけ面白い。
なんだろ、不思議な感覚なのですが。
あまりにも無茶苦茶すぎると怒りの感情を乗り越えて逆に爽快感を感じ始める。
この感情の名前はなんというのだろう?
大学のスタッフも感じたんだろうな。うしし
ってか、いつも思うけど。BOSSの『ノープロブレムなんだが・・』は凶兆なんだな。
あれはきっと無理難題と前途多難の枕詞。近いうちに辞書に載るはずだ。舟を編め
そんなこんなを乗り越えて、空港に向かいます
写真は搭乗直前の風景。キングフィッシャービール、インドビールですね。
時間があまりなかったので、一気に飲み干しANAの飛行機へ
お酒を楽しみながら映画やらドラマやらを見て過ごす、国際線ってこれが魅力!
バラエティ番組『マツコの知らない世界』でポテトサラダを2000件以上食べ歩いたという人が出てきた。
私もポテトサラダが好きなので嬉しくなる。
タマネギが入ったポテトサラダが好きなのだけど、なかなか理想的なタマネギの切り方をしてくれているポテトサラダには巡り会わない。
私はスライサーで『これでもかっ』ってくらいに薄くされたタマネギが好き。
マヨネーズは弱めで、少し酢を利かせたやつが好き。
夏の軒先、凍らしたグラスにヱビスビール、少し酢なポテトサラダ。
庭になるゴーヤを見ながらつまみたい。(我が家の庭にゴーヤなど無いのですが)
今回の帰国では絶対に自分で作ってやろうと思いながら、ルームメイトに日本のビールを勧める。
日本のビール。
4ヶ月ぶりの日本のビールはプレミアムモルツだった。
ルームメイトは缶から一口飲んでから、嬉しそうに缶の裏書きに何が書いてあるのかを僕に聞く。
日本のビール
機内食は断って
久々の日本のビール
飛行機の中で沢山飲んで映画を楽しもうと思っていたけれど
疲れてたのか、あまり飲めない。
新作の洋画を味わおうと思ってたけれど
何故か日本のバラエティ番組ばかり見てしまう。
4ヶ月ぶりに聞くマツコさんの声はイメージにあるそれと全く一緒で、グラグラ揺れる飛行機の中、なんだかほっとする。
飛行機は空を飛ぶ乗り物であることを、今更ながら思い知らされる
これまでに飛行機はそこそこ経験したと思うけれど
人生で一番揺れた。
エアポケットに入ったんだと思う、ガクンと落ちたりもあった。
ある研究者が『人間が感じる一番の恐怖は重力変化なんだよ』と言っていた。
その通りだと思う。
成田空港
とにかく風が強くて、着陸体勢に入ってからさらに揺れる
ルームメイトが引きつった笑顔で『ローラーコースター』と言った。
僕もひどい顔をしていたと思う。
男の子はこういうときに意地でも笑わないといけない生き物なのかもしれない。
空港の滑走路が見えて地面に近づく。
ほんとすれすれまで降りたのに、機体は再び急上昇。
『風が強くて着陸できません、成田周辺を少しウロウロしてからもう一回チャレンジします』的なアナウンスが入る。
これもう一回経験するのか・・・
飛行機事故で亡くなった人達。それはすごい恐怖だったのだろうなぁ。
死を覚悟してからの彼らの時間を思うと胸が苦しくなる。
飛行機事故は死が始まって完成するまでは一瞬だけど、『死が始まるまで』に時間が与えられる。
無人島で1人飲んだ青酸カリのカプセルみたいに、あらがいようの無い死を健康な状態で待たなければならない。
恐怖を味わう時間がある。
逝く人に『残される人達』をおもう時間がある。
ここで死んだら、生き続ける人達にどんな影響があるかなって考え出してしまって
インドに行く前に『書きたい』と思った人達全員に遺言というか手紙を書いたけれど(もしも死んだら届くように小細工をして)
どうしても書くことができなかった1人のことを思い出す。
これはいけんなとグラグラ揺れる飛行機でiPhoneのメモ帳にポチポチと手紙を書く。
書き上がった文章を読むと『あぁ僕はこういうことを考えているんだ』と新しい発見があったりして。
最悪死んでも、携帯は助かりますようにと毛布に包んだiPhoneをお腹に抱えて・・・
無事着陸♪
日本だ日本!
日本についたぞ!!
さっきまでどうやって死んでいくのか考えてたのに、生き残りが確定するといきなり腹が減る。私はおそろしく現金な生き物なんだなぁ。
最初の食事はラーメン。ニンニクを利かしたラーメン。
ルームメイトと生ビールをあおりながらスープまで飲み干す。そのために機内食抜いたんだもん!
かー!んまい♪
日本だ、日本。
インドより嘘つきの国、だいすき日本。
『盲目であることは悲しいことです。でも目が見えるのに見ようとしないことはもっと悲しいことです』
〜ヘレン・ケラー〜
むしろ『成功は失敗のもと』と逆に言いたい。その方が、この人生の面白さを正確に言い当てている。
〜岡本太郎〜
『キャリアではない、私の人生なんだ』
〜スティーブ・ジョブズ〜
『要領よく、という考えは人生を意義あるものにしてくれない』
〜詠み人知らず〜
『人生は至って単純。競争なんて本当は存在しないし、勝たなきゃいけないレースも無い』
〜スーザン・サマーズ〜
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