日本はゴールデンウィークですね。
インドは平常営業です。
私の兄家族は、実家に帰省したようでLINEのテレビ電話を通して久しぶりに家族と会話ができました。
私の祖母は今年で103歳、ひ孫との年の差は実に100年。
その隙間に『大きなのっぽの古時計』がそっくり入っちゃうのね。
まだ自分の足でしっかり歩けて、ちょっと短期記憶はダメだけど、昔のことは良く覚えてる。
百人一首もそらで読み上げる。
半年くらいまえに実家に帰ったときの一場面
菓子折を持って帰郷。
気がついたらお婆ちゃんがガサガサ菓子箱を探っている。
気に入ったのがあったらしく、次々に袋をあけてはモリモリと食べている。
しばらくして、とても不思議そうに首をかしげてこう言った
『あら?変だわ。一つしか食べてないのに、こんなにゴミが沢山ある。どういうことなのかしら?』
どんなに短期記憶が弱くなっても元々の上品さは変わらなくて、
知性の光が遊びに来ているぼけの花と相まって、なんだか芸術作品だった。
堪えきれなくて家族全員で大笑い。おばあちゃんも嬉しそうに笑った。
さてもうすぐ帰国なのでお土産屋さんに行く。
ワンフロアが小さめの体育館くらいの広さで、5階くらいまであり、所狭しと品物が置いてある。
値段はけして安くないし、ディスカウントもしてくれないけれど、品質はとても良いらしい。
持って帰れそうなものを選んで買い込むと、とんでもない重さになった。
ヒイヒイ言いながら持ってたら、ルームメイトとチャイ君が
『この荷物は君には重すぎる』と言って奪い取り、返してくれない。
荷物持ちを二人携えて、なんだか申し訳ない気持ちになりながら手ぶらで歩いていると
オシャレ『はいDr(普段はTaiheiと呼ぶ)、荷物持ち帯同の優雅なお買い物はいかがですか?』
と悪戯っぽく聞いてくる
あなたは何を口に出しても品が良い。尊敬している。
それはまあ置いておいて
『この荷物は君には重すぎる』って素敵な文句だな。
ヒョイっと荷物を奪われてちょっとドキッとしました。
なるほど女の子はこんな気分なのかもしれん、分からんけど。
ちなみに私はわりと筋肉質なおっさんです。がっはっは
『誰かがやるはずだった。自分がその誰かになりたかった』
〜カール・ルイス〜
『老人のいない家は、井戸のない果樹園と似ている』
〜アラブのことわざ〜
『辿り来て、未だ山麓』
〜升田幸三〜
『予は老人が好きだ。また老人を尊敬する。なぜなら多難な人生をお前達の年齢まで生きてきただけでも大変なことじゃないか。生きてきたというだけでも十分に尊敬に値するが、また悪行をやってきたものでは、そこまでは無事でいるはずがない。だから高齢者はすべて善人であり、人中の人である』
〜曹操孟徳〜
『分け入っても分け入っても青い山』
〜種田山頭火〜
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コメント
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そうかもしれませんね。
良い血を受け継ぎました☆