蕎麦が好きだ

とにかく蕎麦が好きだ

3日に1回は確実に蕎麦を食べている

美味い蕎麦があるならば、毎日でも食べたい

何回食べても飽きない


私はアレルギー性鼻炎の治療なども行うのだけれど

アレルギーを抑える治療というのは色々とあり

人によってはソレはもう劇的に症状が治まることもある
 個人差が激しゅうございます


見事に症状がおさまる事例をみると、ふと不安になるコトがある

『これだけアレルギーを抑えられるのだから、アレルギーを作り出すコトも可能なんじゃないか?』

『もしかしたら、中国とかでそんな技術が既に完成しているんじゃないか?』と 


蕎麦


蕎麦アレルギーはときとして凄まじい症状を引き起こす

いつぞやは、どこかの小学校で『蕎麦アレルギーだから給食の蕎麦を食べられない』と言った子に、教師が無理矢理食べさせ。お亡くなりになってしまう事件もあった。人によっては、蕎麦を茹でたお湯で料理された『うどん』で猛烈な症状が出ることさえある。

蕎麦の実やそば粉は、様々な料理にソッと入ることもあり、注意していないと恐ろしいコトもある。


ともかく蕎麦好きの私が

もしも、なんだかの悪の組織にさらわれたとして
デーモン小暮閣下のようにドスのきいた声で 

『おい、○○をしないと。お前を蕎麦アレルギーにしてやろうか?』


そんな風に脅されるとしたら。それは『殺すぞ』と脅されるよりも、だいぶ嫌である

いや勿論、殺されることの方が嫌なのであるが。『蕎麦』で脅されることは。なんだか精神的な弱点をピンポイントに嫌らしく突かれた感じで、『殺すぞ』などという雑な脅し文句よりも、遙かに不安定な心持ちを引っ張り出される。


それは『殴るぞ』って迫られるよりも、『お前の筆箱にマヨネーズ絞り出すぞ!』って言われる方が『嫌』なことに似ている。
啖呵を切るときは、
具体的なモノを『イメージしやすい様』に行うことが基本である。それは母親であるタエコさんから学んだ。


彼女の啖呵は色々と凄い


幼少期、飼い猫ミーちゃんの『鼻の前』『おなら』することに躍起になっているのを見つかった
 

タエコさん『あんたな!猫は人間の何万倍も匂いに敏感なんだからな!あんたが臭いのよりも何万倍もミーちゃんは臭いんだからな。来世はあんたが猫になって、人間になったミーちゃんに鼻の前でおならをされて。何万倍も臭い思いをしながら、臭いよー臭いよーって死んでいくんだからな!南無妙法蓮華経。輪廻転生・因果応報なんだからな!』


これを一息に言う。さすが日々、お経を唱えて肺活量を鍛えているだけある。

神道の祝詞をあげる際は『魔が入らぬ』ように、『間の消し方』が重要と教えられたが。どこにも間・魔の指すスキが無い。見事な啖呵である。


しかし、たかが猫の鼻先でおならをしたくらいで。よくもまあ来世の死に方にまで言及できたものだと舌を巻く。そもそも因果応報と言うのなら、私のおならでミーちゃんが死ななければならないではないか。私はそこまでの罪は犯していないはずだ。そして南無妙法蓮華経の使い方に鬼気迫るモノがある。私が宗教を持たない理由は間違いなく母の背中にある。仏教を軸に散々脅された


椎茸が嫌いで、そっと捨てる  タエコさん『因果応報です!』  タエコさん『南無妙法蓮華経。遠足のカルピスに椎茸の出しパック放り込んでやる!


母は素晴らしい経典の名前を唱えながら、幾度となく私に仏罰を与え続けたのである

そんなわけで彼女の来世を思うとやや気の毒になる。



そういえば幼なじみのユミちゃんは

もの凄い猫好きだったのに、ある日突然『猫アレルギー』になった

しばらくは、目を腫らしながらも、我が家に遊びに来てくれていたが

ファミリーからの反対が強く

太平の家は『遊びに行ってはいけないトコロ』になった


暫くは、それでもユミちゃんの家で遊んでいたのだが

猫の毛がついた私の衣類から発症することが増え

やがて太平は『遊んではいけない人』になった


アレルギーによって引き裂かれる恋もあるのである


それはつまり。アレルギーによって引き裂かれたコトにしておきたいのだ

分かるね?

そうじゃない理由など受け入れたくないのだよ

そういうのは『もしかしたら違うんじゃないか?』という不安が根底にあることを意味している

往々にして、そういう時は『悪い予感』の方が真実に近いことが多い
 

そういう意味で、人は基本的に『悪い予感アレルギー』で、上手にアレルゲン(真実)をかわしながら生きているのかもしれない


そんなアレルゲン(真実)を目の前に突きつけると、泣き叫んだり、怒ったり、無視したり、否定をしたり、なすりつけたりする場合がある

それらを『受け入れられない自分』をなんとか守るためのアレルギー症状だと見たら、世界はどんな印象を与えてくれるのだろうか?

ソワカソワカ


とかくアレルギーは怖いね怖いねー


とかくとかく、それほどに私は蕎麦が好きだ

そして36歳にして、ついに野望を叶える

蕎麦打ちセット購入。年越し手打ち蕎麦!


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最近は3日に1回蕎麦打ちパラダイス!


新年おめでとうございます

今年もよろしく

どうか蕎麦アレルギーにだけはなりませんように☆




『沈黙しても批判され、多く語っても批判され、少し語っても批判される。この世に批判されない者はいない』

~釈迦~





『みずから自分を励ませ』

~釈迦~





『女をば 法の御蔵と いうぞ実に 釈迦も達磨も ひょいひょいと産む』

~一休宗純~





『南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと 言うが愚かじゃ』

~一休宗純~





『蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな』

~松尾芭蕉~



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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. dadacyamame
    • 2019年01月08日 17:43
    • 私の住んでいる場所でも山形なので蕎麦がうえてあり
      秋にそば祭りがあります。
      やはり蕎麦は、曳きたてをこねて、茹でたてがおいしいですよね。
      太平さんも、年を取りましたね。
    • 2. Taihei 太平
    • 2019年01月12日 02:45
    • >>1
      こんにちは。だだちゃ豆さん
      挽き立ての蕎麦、良いですね
      素敵な響きです
      多分僕は、石臼までいくと思います
      もしかしたら畑で蕎麦を育てるトコロまでいくかもしれません
      年をとることは素晴らしきコトですね
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