ガンジス河に入った翌朝のこと
ルームメイト『ねえねえ咽がすごく痛いよ。首も腫れてるし、なんだかだるい』
・ ・・あ、両側の顎の下あたりのリンパ節がめっちゃ腫れてる。熱感、圧痛あり、自発痛なし。あちゃー、これは黒っぽいな。何かに感染したか
ということで、その日は彼にはホテルで薬を飲んでしっかり休んでもらい、私は一人旅へ
ルームメイト『ねえ、どうして君は平気なの?』
私『俺、魔法使ってるからね』
と意味不明な言葉を残して出発
ひさしぶりの1人。
私はあてもなく歩いたり、地図をおおまかに確認した状態でうろうろするのが結構好きなんです。
1人でもにぎやか。
とっても広い、地図で見た感じだと全周が10kmくらい
これは北海道大学よりも広いんじゃないかな。
近くにあったら良いジョギングコースになりそう、犬も少ないし。
(初めてジョギングしたときに2匹の黒い犬に追いかけられました。もう来たばかりの頃だったから、怖くて怖くて)
ヒンドゥ教の宗教学をベースにして発展した大学のようで、中に大きなヒンドゥ寺院もあります。
靴と靴下を脱いで寺院に入ります。何も言われなかったけれど、だれも写真を撮ってる人がいなかったので撮影禁止なんだろうなぁと自粛。
地面にキスをしてお祈りをする人達。
頭に牛乳をかけてもらう人達。
ぴかぴかに磨かれた石造りの床、ひんやりとしてて、固くて、裸足の足にはひっかかるところがなさ過ぎて心許ない
料金は靴を預かってくれるところに払う様子
私『おいくらですか?』
靴番『いくらでも良いよ、あなたが払いたいだけ払って』
・ ・・これはこれで難しいな。ぱっと見で、箱に入っている中で一番大きい紙幣を選んで入れる。
呼び水って大事なんだなぁ。
路上でギターの弾き語りする人達も、ギターケースの中に自分で少しお金を入れてから始めるって言ってたし。もしかしたら、そういうお金も混じっていたかもしれないですね
そして河へ。ガンジス河大好き。
昼の河の様子
結婚式もやってたり
誰も動じない、店員すらも。
むしろ牛さんのおうちで、人間が勝手に商売してるんじゃないか?
て思うくらいスッキリはまってる。
牛さんが催したらどうするんじゃろか?
ふらふら歩いていたら、突然、何かを股間にぶつけられる。
どっから飛んできたのかも分からないけれど、ズボンが紫色にビチャビチャになる。近くに人影はなし、しかし正確に股間にヒット、どこから投げたのかしら?角度的には前方からなんだけど、本当に誰もいなかったんです。
ぬう婿入り前の大事な体なのに(予定は未定)!
手塚治虫『ブッダ』のチャプラをイメージ(物を投げるのが得意な奴隷の少年、身分を隠して大出世し王子の権利を手に入れますが、奴隷のお母さんを助けるために身分をばらす。実際の歴史には存在しない架空の人物)
これがHOLIのアレか。3月23日の午前中頃からお互いに水をかけまくるお祭りがあるようです。この日は3月22日だったのですが、子供は待ちきれなくて始めちゃうみたいです。ほぼ無差別攻撃してきます。
ルール的には、笑顔を見せるとぶつけてOKという合図らしいのです。『とにかく明るい安村さん』とか相性よさそう。裸だしいつもニコニコしてるし。
何を安心させてくれるかな?
ガンジス河近くを1人で歩いていると、インド人が沢山寄ってきます。
マッサージとかボートやガイドなんかがメインですが
たまにビックリするような物を売りつけようとしてきたりもします。インドですねぇ、警察もいっぱいいるのに。
そんなこんなで、ゆっくりボーッと河を見たいのですが、ひっきりなしに声をかけられるのでなかなか難しい。
ラッシー屋さんで日本人の学生さん達に会って少しお話したり。
もしも日本のスターバックスとかで出会ってたら100%喋らないんだろうなぁ、話しかけても『変態だ!』って思われるだけだろうし。こういうのも海外マジックなのでしょうね。たまに聞く母国語に癒やされて。
思わずニコニコしちゃう。
おっと、いかんいかんまた水風船ぶつけられちゃう。
笑ってはいけないお祭り。
バラナシ、良いなぁ。
私は大好き。毎日早起き♪
『健康と自由な1日を与えられれば、帝王の栄華も馬鹿らしく思えるほど幸福になれる』
〜エマー〜
『幸せを語りなさい。貴方の苦悩を除いたところで、世界は悲しみに満ちているのだから』
〜オリソン・スイート・マー〜
『喜んで行い、そして行ったことを喜べるものは幸せである』
〜ゲーテ〜
『幸福がこの上なく大きい場合は、微笑みと涙がうまれる』
〜スタンダール〜
『寝床につくとき、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である』
〜ヒルティ〜
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