英語論文を投稿しようと思っていた雑誌
掲載費用が3100US$と知って驚いた
30万円越え
コツコツ一生懸命書いて、苦しい戦いをして。一つのゴールとして迎える論文採択。
そこで30万円を払う。
ふむふむ。Mなんだな
なるほど、なるほど。Mなんだな
分かったぞ! ドMなんだな!
私は変態の世界で戦っていたことを知った日であった。
だが変態が好きである
変態は美しい
ファーブル昆虫記のファーブルは変態だと、私は思っている
たまたま世界から注目され、偉人みたいに描かれているが
よく考えて欲しい
オッサンが日がな一日、ひたすら昆虫を観察しているのだぞ!
『うわぁ、ふんころがしさんは。実に器用に、ふんを後ろ足で・・・ ふむ、交互に。ふむふむ、足を回して・・・』
というようなことを、一日中やっているのだぞ!
ピンとこない人のために、コレをブラジャーに変えてみるという思考実験を行う。
詩多木 隙男(43)はブラジャーが大好きだった。
隙男はいつも思う。
はぁブラジャーはなんて素晴らしいモノなのだろうか
造形美もさることながら、胸を効率的に包む機能美も素晴らしい。
勝負ブラジャーと呼ばれる、特別な日に女性が身につけるソレも素晴らしい。
細部に張り巡らされた匠の技の一つ一つが、愛する人に新鮮な驚きと興奮を届けたいという
何日も書いては消しを繰り返し、ようやく完成されたラブレターのような情熱が込められている。
ブラジャー学派は、大きく分けて新品派と中古派がいるのだが
俺は断然、中古派だ
姫の大事な身を守り、傷ついたナイトの様に。
何度も使われ・洗われる内、自身は汚れ・傷んだ。
そんな歴戦のブラジャーが大好きだ。
なにより!
そんな彼らの仕事中、つまり装着時では無く。
洗濯され、干されている。そんな休息の時間。
ベランダにつり下げられ、一番油断している時間帯の彼らが、なによりも愛おしい
かくして隙男は、日が暮れるまで。マンションを巡りブラジャーを探す。
やがて良好な干されているブラジャーを見つけるが
盗んだりは決してしない
隙男はブラジャーを盗むヤツを軽蔑している。
そんなのはタダの性衝動だ。そんなやつはブラジャー好きを名乗るな。
俺のように、ただひたすら観察し神が構築したとしか思われないような、その細部を愛で続けるだ。
そんな風に対象が取り込まれるまで、立ち尽くし。観察日記をつけるのである
本質的にはファーブルも隙男も同じであると私は思う。
たまたまファーブルは業績が評価されたため、偉人扱いされたが。
多くの偉人もそうであるように、彼が生きているときは殆ど評価されていない
当然だ! 変態だったからである!
殆どの変態は中々理解されない。
たまたま社会のニーズに合致した場合、生きているうちに評価を受けることがあるが、そんなものは一握り。
ファーブルは、誰が何と言おうと『これが好きなんだからしょうがない!』というものに突っ走った変態だった。
もしファーブルが『昆虫とか書いてても、なんかダサいし。キモいって思われるもんなぁ。やっぱりライオンについて書こう。あんまり好きじゃ無いけど、金になるしな』
って感じだったら、偉人でもなんでもない。美しくもなんともない。
小金は掴むかもしれないが、歴史に名を残すことはできなかっただろう。
とにかく、ファーブル自体は『もう、どうしょうもないような衝動』に突き動かされていたのだと思う
理解されたら嬉しいが、たとえ理解されなかったとしても。彼は虫を観察し、取り憑かれたように書かざるを得なかった。
偉大な研究者として名を残した者は、ほぼ全員が変態だ。
そこには名を残せなかった変態の方が多いことだろう。
『名を残すだと?
そんなこと知ったこっちゃない。俺はソレが好きなんだ!』
その情熱こそが、変態の美しさだと私は思う。
私の身近にいる本物の変態は、やはり嫁ちゃんであろう。
自分で書くのもアレなんだが。
彼女は私のコトが好きで好きでしょうがない。
ノロケと思われても構わないが、私は彼女の変態性を皆様にお伝えしたいだけなのである。
最近、彼女の人気がうなぎ登り。私はソレがとても不思議なのだ。
ひとつ思い至ったのは、まだ読者の方々は『誤解』しているのでは無いか?ということ。
注意喚起のためにも、できるだけ正確にお伝えしたい。
彼女は私の匂いを嗅ぐためにシャツを盗み。ジップロックに入れ、一人『香り』を愛で続ける
さらに。昆虫でもなんでもそうだが、やはり観察対象のそのままの習性を見たいモノなのだろう
私が嫌々やる仕事(私は色んな仕事の依頼を受けるので)を忌み嫌う。
『ヒモになってください』
それは、私が活き活きと好き勝手やっている姿を観察したいという表れらしい
隙男の方が、まだ観察対象が健全だ
恐ろしいことに、彼女は。私が医者を辞めて『金にならなくても好きなコトをやり続ける』ということを心から望んでいる
良いですか?皆さん。
『そんなことを口では言っても本心は・・・』
『女の子なんだから、本当は・・・』
みたいなことは彼女に殆ど全く通用しない
ガチンコの変態なのです。彼女は!
軽はずみに『本心は違うよね? 私は分かってるわよ』
なんて言うと
『自分の常識に一生囚われてろ、クソバカ』って言われますからね!
口に出さなくても、そう思われます。(気をつけましょう、気をつけます)
変態だから彼女は美しいのだ。
(追記はじまり)
うーん。しかし未来は誰にもわからない。
もしも嫁ちゃんが、私に興味を無くし、私がバツ2になったら。
それはもう、面白おかしくブログに書くことを約束しよう
(追記終わり)
隙男の観察日記も日の目を見ることはないだろう。
だが彼も美しい
医学研究が好きで好きでしょうが無くて。そこに没頭していく変態も、やはり美しい。
私は打算がかなり入っている。好きで好きでしょうがなくて論文を書いているわけでは決して無い。
これはしょうがない。好きなモノは好き。そうでないものは、そうじゃないのだ。
嫁ちゃんに馬鹿にされるかもしれないが。今日もこの一文を書こうと思う
私はそんな変態達を尊敬している
話が飛ぶようだが、世界は変態が作っている。オタクが作っていると言ってもいいだろう。
いつもお世話になっておりますです。ありがとうございます。
『美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい』
〜オードリー・ヘップバーン〜
『美しさは女性の「武器」であり。装いは「知恵」であり。謙虚さは「エレガント」である』
〜ココ・シャネル〜
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〜スタンダール〜
『見た目がどうであれ、女の人は自信を持っていればセクシーである』
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今日も読んで下さってありがとうございます^^
コメント
コメント一覧 (4)
変態よりも変人・奇人と書いていただきたい。
好きなものを好きと言って自分で納得して
いるのでいいことだと思います。
私の周りにも少しいます。
そのことについて嫁ちゃんに伺いました☆
嫁ちゃん『きっとdadacyamameさんは、変態という言葉に違和感があり。どちらかというと変人奇人という言葉の方が好印象を持っているのでしょう』
嫁ちゃん『つまり私のことを、より好印象の表現で記載して欲しい。そういう思いがあるのでしょうね』
嫁ちゃん『そのお心遣いはとても嬉しい』
嫁ちゃん『でも、私が私のことを「変態」って言ってるんですよね(笑)』
嫁ちゃん『これは難しい問題ですね。私は構わないのに、私を気に入ってくれている人が心苦しい思いをしている』
嫁ちゃん『まあ、それは。Taiheiさんが、もしもTaiheiさん自身を「キチガイ」と呼ぶようなことがあったら。私は心苦しいと思うのと同じかもしれません』
嫁ちゃん『どうしましょうかね?柔らかく尋ねてあげてください』
ということです^^; ほぼ発言そのままです^^;
変態 正常でない状態
変人 一風変わった性質の人
とありました。
太平さんを思い出すときに視覚(写真)で思い出すか
嗅覚で思い出すかの違いだと思います。
情熱的というか動物的でいいですね。
そうですね、動物的で、野性的で、そして理性的です。
まあ、彼女は彼女なので。私は彼女の生き方を尊重しています☆