こんにちはTaiheiです

やはり昨日のブログは、あまり人気が無いようです^^；

質問があったのですが『フィクション』ですからね^^；
 

嫁ちゃんの『夢』をなぞらえて『気づいて貰えることは嬉しい』というテーマで書いた短編です。以前、夏目漱石の『夢十夜』的なものに憧れて書いた創作です☆

さて、今日は『インド詐欺師』の話なのですが。

コレは1年半ほど前に書いた物をアレンジした作品です。

私はかなり気に入ってたのですが、当時、このブログの読者は殆どおらず。読まれないままに埋もれてしまったので、どうしても復活させたくてアレンジすることにしました。

では、早速参りましょう。

まずはこちらからお読み下さい☆

『インドの友達』

2016年1月　これはインドに到着したばかりの私が、初めて一人で街を散策したときの話である

《今日できるようになったこと》　2016年1月某日

・  ホテルから職場まで歩けるようになった：7km
 

・  一人で注文してお昼ご飯を食べた
 

・  お金を降ろせるようになった
 

・  1人で値段交渉してリキシャに乗れるようになった（その後ぼったくり価格と知った）
 

・  リキシャマンと世間話を楽しめるようになった
 

・  コンノートプレイスという中心街に入れた
 

・  お土産屋さんでインド人に怒られた

・  うろうろしてたらHindu語で話かけられた

・  俺って、こっちの人に見える？（ヒンドゥ語喋りそう？）

・  見える見える、僕はネパール出身なんだけど、あなたの顔はネパール人っぽいよ。日本人か、とてもそうは思えなかった、ごめんね。

・  いいよ、いいよ、実はそう言われるの慣れてるんだ。で、君は何してるの？

・  今日は病院に来た帰りで、歩いて家に向かってたんだ、君と目が合ったからちょっと声をかけてみたのよ。英語の勉強にもなるしね。

・  あぁそうなんだ、じゃあまあちょっとカフェで話しでもしようよ。

・  いいね、そうしよう。

・  このカフェにしよう、どうしたの？入りなよ

・  あ、ごめん。僕、その、お金持ってないんだ。

・  あぁ、良いよ、ごちそうするよ、入りなよ。

・  え？良いの？でも、本当に良いの？ごめんよ、僕、本当にお金がないんだ、ほら（財布を開く）

・  いいよいいよ、好きなもの注文しなよ（ハンバーガーごちそうする）

・  ありがとう、すっごくお腹減ってたんだ、あなたは神だね、ハンサムだし。貴方の運が良くなるように、私は私の神様（シバ）にお祈りしてあげるよ。

上記の流れでパベルという名前の友達ができた

・  パベルは靴屋さんで、3歳７ヶ月になる娘がいること
 
 

・  娘の名前はナンチャパティ＝ロティチャイであること

 

・  パベルは子供のためにも誇らしくありたいということ

 

・  パベルは、旅行者をだましてお金を取ろうとするインド人を恥ずかしく思っていること

 

・  パベルは敬虔なHindu教徒でいつも心にシヴァを抱えていること

 

・  パベルはHindu寺院を案内してくれた『大丈夫、タダだから』と言う

 

・  Hindu寺院は裸足にならないといけない、写真もとれない。パベルは丁寧に案内してくれる

 

・  寺院はとても綺麗だった

 

・  パベルは地面にキスをしながら祈っていた、その姿もとても綺麗だった

 

・  その姿をみて何故か少し泣きそうになった

 

・  寺院で本当にお金をとられなかった。『友達からお金とれないよ』とパベルは笑う

 

・  パベルは僕の服装を心配してくれた、綺麗すぎて悪いインド人が寄ってくるよ、と。

 

・  インド人っぽい服にしたほうが、安全だから、買っておくと良いよ

 

・  あっちにすごく安いバザーがあるから。パベルは優しく微笑む
 
 

・  案内されたお店は、今のところインドで見た全ての店のなかでもっとも豪奢だった

 

・  どんどん奥に連れて行かれて、買わないと出して貰えないような雰囲気がただよったこと

 

・  『でも、まあ一日遊んでくれたもんな』と思いTシャツを２枚買おうとしたこと。

 

・  結構高い値段を請求されて、じゃあいらないって言うと、どんどん値段がさがったこと

 

・  日が落ちかけてきて、パベルの目つきが怪しく光り始めたこと

 

・  土産物屋に連れて行かれそうになり、断ったこと

 

・  旅行会社でツアーを組まされそうになり、断ったこと

 

・    もういよいよ疲れてきて、リキシャを捕まえて帰ろうとする

・    パベルはサッとリキシャを止めてくれて、値段交渉をしてくれた

・  『本当にありがとう、じゃあね。バイバイ』

・　リキシャが出発しそうになると、『ちょっと待ったぁ！』パベルは突然僕の肩をつかむ

 

・  「一日つきあったんだから、お金をちょうだい」

 

・    …しょうがないな、はい20Rs。
 

・    パベルの態度豹変「500Rs！」

・   パベル『てめぇ舐めてんのか？　ガキの使いじゃねえんだぞ？　20Ｒsでラッシー飲めるか！　てやんでい、べらぼうめい』

ディアン、ディアン、インディアン！Taiheiは今日も戦う。

続きまして、こちらがメインです☆

『プロ旅行演出家の朝は早いシリーズ【全6話】』です
アレンジして読みやすくなりました^^
 インド詐欺師（旅行演出家）のプロ意識がキラリ☆
私が気に入っている作品です^^
一つ一つはそんなに長くありません♪


 
    プロ旅行演出家の朝は早い《1》

    プロ旅行演出家の朝は早い《2》
    プロ旅行演出家の朝は早い《3》
    プロ旅行演出家の朝は早い《4》
    プロ旅行演出家の朝は早い《5》
    プロ旅行演出家の朝は早い《完結》
 
 


『諸君は相手をだましたと思っている。だが、先方は騙されているフリをしているのだとしたら。どちらが一体だまされているのか？』
〜ジャン・ド・ラ・ブリュイエール〜





『他人に騙されるよりもっと悪いことは、自分が自分に騙されているのを見ることである』
〜フリードリッヒ・リューベルト〜





『良いことを照れもせず言うやつは、みんな疑った方が良いぞ』
〜吉本隆明〜





『だまされる人より、だます人の方が数十倍苦しいさ。地獄に墜ちるのだからね』
〜太宰治〜





『全部含めてエンターテイメント』
〜ビートたけし〜


 

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ご感想もお寄せくださいましたら、大変喜びます^^

読んで下さってありがとうございました^^

私の将来の夢に『Taiheiランド』というテーマパークを作る！というものがあるのですが。
これはそのアトラクションの１つ『サギラッシュマウンテン』の構想でもあります☆