こんばんはTaiheiです

 

本当に『何の役にも立たない』ことでしか『役に立たない』ブログで申し訳無いです。

色々な人に『ブログの人気の出し方』を教えて貰ったり、本を読んだりしたけれど。

 

やっぱり結局、こういうものを書くのが好きなのですね。

時々、お役に立つ情報をお届けしたいとは思いますが。

 

このブログは、基本『役に立たない』ブログです。

私が目指すのは『トイレの落書き

 

誰かに読まれることを、そっと待っている。

人気は無いし殆ど読まれないけれど、少しの人の心をそっと撃つ『トイレの落書き』

 

もうアクセスを伸ばすことは諦めました。

これからは、このブログを『楽しい』と言ってくださっている『ごく少数の珍しい人達』に向けて、丁寧に発信しようと思います。

 

しかし私のブログは、本当に特殊なようで。今日解析ソフトというものを使ってみたら。
 

読者数はすごく少ないのですが、ありがたいことに50回以上リピートしてくれている人が25%以上もいらっしゃって・・・。本当に嬉しく思っています。心より感謝を。

 

そんなわけで今後は世界最高の『トイレの落書き』を目指します

比較対象が無いじゃん?って。まあ、そう言われるとそうかも知れません^^
 
 

 
 

さて、今日の『トイレの落書き』こと『世迷い言葉』

 

親友の『吉市君』

 

吉市は中学校の頃からの仲良し。日本人に限定すると、Taiheiが一番喧嘩をした相手です。

 

吉市も、これまたエキセントリックな男で。※ エキセントリック:スーパー変わり者

 

仲良くなったきっかけは中学校3年生のとき

授業中突然、教室が焦げ臭くなる

 

刹那、ある生徒がスッと立ち上がって言った

 

先生! 吉市君が火をつけてきます!

 
 

何言ってんだこいつ?

 

『あいつが私のやる気に火をつけてくるぜ』ってことか?

やかましいわっ!

 

見ると、吉市がライターを構えたまま『やべっ!!』という顔で固まっていた

 
 

何やってんだこいつ!?

 
 

まさか、リアルに人に火をつけるやつがいるとは!

 

私は見たことも無いもの、想像を越えてものを見ると興奮・感動する癖がある。

 

これは強烈に感動した。

 

授業中に、前の席に座ったやつの『えりあし』に火をつける男がそこにいたのだ

 

 

吉市は教師達から『あの時のベッキー』くらい叩かれた
 

退学処分寸前まで話が進んだが、『許しが出るまで毎日反省文を書く』ということで通学を許可される

 
 
 

Taihei『お前、なんでそんなことしたの?』

 

吉市『・・・長かった(えりあしが)』

 

 

その衝撃の理由に腹を抱えて笑った。おそらく『その理由』を聞いた教師達は絶句したことだろう。理解できないものを目の前に展開されるストレスは凄い。
 

せめて『嫌いだった』とか『喧嘩していた』など、落とし込める嘘をつければ良かったのだろうが。吉市はそんな姑息はことをしない。

 
 

確実に教師の前でも言ったと思われる。

 

長かった』と

 

 

そして吉市は毎日反省文を書かされた。

それは1ヶ月経っても許されなかった。来る日も来る日も反省文を書く吉市

 

もう書くことなんて無いよぅ

 

そりゃそうだろう。提出前の彼の作文を読ませて貰う

 

 

学校にライターを持ってきてごめんなさい。授業中に使ってごめんなさい。●●君の長いえりあしを見ていて、急に不思議な気持ちになってごめんなさい気がついたら燃えてました

 

 

本当に笑い死ぬかと思った。不思議な気持ちになったことに謝るな。そこは謝るところじゃない。もっと胸をはって生きろ。

 
 

そして肝心なところは一切反省していない

まるで悪霊に取り憑かれ『不可抗力』で火をつけたような書きっぷり

 
 

私はいっぺんに吉市のファンになった

そしてそこから吉市の反省文の代筆が始まる
 

2ヶ月、毎日のように吉市の反省文を代筆した

彼を後ろに立たせないよう、そしてえりあしを伸ばしすぎないよう気をつけながら

 
 

『小中学生の手紙を劇的に良くする方法』の記事は、これが原体験になっている
参照:小中学生に上手な手紙・文章を書かせたい。超簡単な方法 

 

私は職場で『謝るのが上手いからトラブルにならない』と悪口を言われているが、そういった能力はこの経験によるものが大きい。

人生、役に立たないことなど本当に無いのかも知れない

 

 

我々は急速に仲良くなった。そして教師達から徹底的にマークされる

 

吉市は学校の授業など聞かない

数学の授業中『(教師の声が)うるせーなー』とほざけば、耳栓をして物理の問題を解き

私の目の前で『首がはじけ飛ぶほど』殴られたり

 

吉市は古文の授業など最初から受けない

古典は『ラーメン』の時間と呼び

私を巻き込んで授業をさぼれば、校外のラーメン屋に向かう

10回くらいくり返した段階で『一番見つかってはならない体育教師、筋肉ゴジラ』に見つかり。

一緒に木っ端みじんレベルで怒られ
ると。2回入ったら退学という『校長室送り』という刑を受けた。

 

 

そんなハチャメチャな吉市は、火がつくと『とんでもない集中力』を発揮する。

あれは高校2年生の夏。

 

物理学者になろうと思ってたけど、やっぱり医者になるわ!』と宣言すると、驚異的に勉強をはじめた。

 

吉市はメキメキと実力をつけ、調子が良いときは全国模試で日本10位とかまで上がる
 

彼を目の敵にしていた教師は、突然に彼をチヤホヤしはじめる。

彼をずっと馬鹿にしていた『偽物の友達』も突然に彼をチヤホヤしはじめる。(我々の成績はずっとカスレベルだった)

 
 

そんな頃、彼が私に言った言葉を忘れない

 

吉市『いいか? Taihei 他人は実は何も見ていない俺の本質は、ライターであいつに火をつけたときも、今も別に変わっていないんだ。 

やって良いことと悪いことってのは、良いと(周りから)思われてること、悪いと(周りから)思われてることに過ぎない

勿論、経験によってそれらを学んでいくから、面倒くさくならないように、悪いと(周りから)思われることはやらなくなる。

だけど俺の本質は変わっていない。やってみようと強烈に思えば、気がついたら燃えているんだ
 

 

吉市Taihei 今日、帰り道にストップウオッチを買え

そして勉強に集中している時間だけキチンとはかれ。自分が集中してないと感じたら、すぐにストップウオッチを止めろ。

5
時間勉強しているうちの4時間きちんと集中できるようになったら、お前は必ず勝てる

 
 

吉市Taihei。他人が見るのは肩書きだ

本質を見て貰うことはほぼ不可能だ。他人は無限に勘違いする。それが良くも悪くも人間だ。

将来自分がやりたいことを実現するために、とにかく、今から集中しろ。大人になっても、会う度に成長を見せ合う関係であろう

 
 

彼は私のえりあしに火をつけてくれた。

その火は、まだ私の中で燃え続けてくれている。

 

 IMG_1165

 

 

『多くの愚者を友とするより、1人の知者を友とするべきである』

〜デモクリトス〜

 

 
 

 

 

『数多い恋人の情を集めても、我が胸に燃える友情の火には及ばぬ』

〜バイロン〜

 
 

 

 

 

『友情とは2つの肉体に宿れる、1つの魂である』

〜アリストテレス〜

 

 
 

 

 

『真の友は共に孤独である』

〜ボナール〜

 

 

 
 

 

『広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ』

〜スタンダール〜

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

↑1日1回押して下さいましたら、このブログを続ける元気になります^^

皆様が読んで下さるおかげで、文章をUPすることができます。本当にありがとうございます。

スポンサードリンク

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. dadacyamame
    • 2017年08月07日 18:12
    • 私はこの記事を読んで「妙子」さんのファンになりました。
      妙子さんはきっと私の年代の方と想像しております。
      良いお子様を育てたのだと、あこがれております。
      私の息子は、3ヶ月で会社を辞めました。
      「最初からあっていなかった。」
      どうして入社したの?
      ゼミの先生からは「給料泥棒」と言われたそうです。
      でも、在職中に転職試験を受け現在もそこで仕事をしています。
      人生いろいろですね。
    • 2. 太平
    • 2017年08月08日 06:07
    • >dadacyamameさん

      なんとお返事をしたら良いものかと。書いては消し、消しては書きながら綴っています。

      母を褒めて下さり、またその中で、私のことも褒めて下さってありがとうございます。

      だけど、私の本質は。あなたの息子さんと同じなんじゃ無いかな?って思います

      『やりたくないこと』は、やはり『やりたくない』ですから^^;

      そして『やってみないと分からない』ことも沢山ありますから

      入社してみて、はじめて見えてくるものもあったのかも知れませんね☆ お会いしたことがないので勝手な推測です^^;

      そして、もしかしたら『夢』があるのかも知れませんね^^
コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット