今日の『世迷い言葉』は夏休み宿題編

子供の手紙・文章(感想文にも応用できます)の書き方『指導方法』が分からないというお父さん・お母さん達に参考になるかと思います☆

ちょっとハチャメチャな私の教え子の話も出てきますので、楽しんでいただけるかな?と期待もしています。

では本編にいきましょう♪ (3876字)

 

私は教育が好きだ。人に何かを教えるのが好きだ

大学時代はずっと家庭教師や塾講師をしていた
 

若い人達と関わって、自分が学んできたこと・苦しんできたことを、それぞれ違う考え方・囚われ様式をもった人達『どうやったら伝わるか?』を考えていくのが好きだ
 

やっている内に。教えているのか?教わっているのか?

その境界がすごく曖昧になっていく感覚が好きだ

 


 

そして今でも趣味で家庭教師をしている。

彼は現在中学校3年生
 

出会いは彼が小学校の卒業の頃(仮名:ルネ

たまたま『ルネ君が学校の先生に手紙を書いている』ところに出くわした

 

2年間ありがとうございました。先生に優しく、ときに厳しく教えて頂いたことを忘れません』

 

というようなコトを書いていた。

 

私は若者に絡むのが大好きなので、声をかける

 
 

Taihei『ねえ。その先生のこと。本当に好き?

 

ルネ君『好きです! 尊敬しているし、いい先生でした!』

 

Taihei『じゃあ、その手紙でその先生を喜ばせたいってことだよね?』

 

ルネ君『そうです』

 

Taihei『その文章をレベルアップさせる修行する?(教えられる方は)ちょっと大変だから、君が本気出すことが前提だけど

 
 

ルネ君『やります! 教えて下さい

 
ルネ君は即答が気持ちが良い。多分『いいえ』と『No』の選択肢をしらない。 

 

 

ということで、大事な人への手紙の書き方を教えた。

まずはルネ君と先生の関係を『徹底的に尋ねる』

・  その先生の第一印象/現在の印象

・  印象の変化したきっかけの出来事

・  先生・ルネ君の好きなところ/嫌いなところ

・  先生・ルネ君が何で喜ぶか/悲しむか/怒るか/リラックスするか

・  先生・ルネ君の好きな本/音楽/テレビ番組/食べもの/スポーツ

・  先生・ルネ君が一番怒った場面/その理由/決着の付け方

・  先生・ルネ君の夢

・  先生と交わした、印象的な会話(できるだけ多く)

・  先生との関わりで一番感動したこと

・  先生はルネ君のことをどう思っていそうか?

・  先生にとって、ルネ君の第一印象と現在の印象を想像してみよう

感想文の場合は、本の内容について徹底的に感じたこと・考えたことを聞いていく⇄読み込む。をくり返す

 

こういったことを使える時間の半分くらい使って尋ね、掘り下げていく

その日は4時間しかなかったので、2時間程度(本当はセッションに5時間は使いたい)

しっかりこういうセッションをし、ルネ君自身と先生のことを、おおきな紙に書き上げていくこの作業がとても大事

 

ルネ君『どうしてこんな作業があるんですか?』

 

Taiheiその先生のこと好きなんでしょ? じゃあ、好きな人のことを一生懸命考える時間を作らないとね。そしてその先生のことを好きなのは貴方なんだから、貴方のことも同じだけ一生懸命考えないとね

 

ルネ君『!!!』

 

Taihei『自分の姿勢がハッキリしないと、相手のことが本当に好きかどうか、も言えないでしょ? 好きなモノが分かりません!って言ってるやつに、『好きだ』って告白されても全然嬉しくないでしょ? 

そして手紙に書かない部分が、どれだけ広がっているかってことが、手紙のパワーをあげるんだよ。
見えないところをしっかりやろう!

 

ルネ君『はい!!!』

 

 

 01

 

Taihei『よし、じゃあ実際に書いていこうか』

 

ルネ君『はい!』

 

Taihei『いいかい? 相手を喜ばせたい!と思うなら、曖昧な言葉よりも具体的なことに触れていく方が良いんだよ』

 

ルネ君『どういうことですか?』

 
 
赤字:あいまい 青字:具体
 
 

Taihei『例えばいつも遊んでくれてありがとう。楽しかった。引っ越してからも手紙やりとりしようね』って言われるのと。


ゲームやスポーツ、ベイブレード。ルネ君とは色んな遊びをやったね、ホントお母さんと一緒にいるより長い時間を過ごしたそれは誰と遊ぶよりルネ君と一緒に遊ぶのが楽しかったからなんだと思う

その中で喧嘩もいっぱいした。特に俺がイタズラで、ルネ君の机の中をカビパンで埋め尽くしたときの喧嘩はひどかった。もう仲直りできないんじゃ無いかって悩んだよ。あと2人で授業中にさ。下敷きで反射させた光をゲーハー先生の後頭部にあててたのがバレて、天変地異レベルで怒られたよね。一緒に立たされた。ひどい思い出(笑)

でも不思議なんだよ、そんな嫌な思い出が全部楽しかったことになってる。
なんかこう書くと少し恥ずかしいような気もするけど、俺は親友ってこういう感じなのかなって思う。

ほんと、ありがとう。過ごした時間が楽しかった分だけ、引っ越しが辛くて混乱してるのだと思う。顔合わせてると泣きそうだし。上手く喋れそうにないから手紙にしたんだ。いままでありがとう、また手紙書きます

って書かれるのだったら、どっちが良い?

 
 

ルネ君『!!!


 

Taihei『いつも遊んでたことを具体的に書く。いつも遊ぶくらいなんだから、楽しいのは当たり前でしょ? その当たり前の感情を具体的に書く。そして引っ越してからも連絡とりたい、ってのはずっと貴方と友達でありたい!ってことなんだから、その気持ちをしっかりと。2人の思い出を混ぜて書いていくんだ!』

 

ルネ君『はい!!!』

 

素直で元気の良い若者は、いつ接しても気分が良い。

 

 
 

あとは、書いているあいだずっと横について

 

そこは、もっと具体的に書いてごらん

 

本当にそんなこと思ったの?』『なんで?

 

嫌な思い出にも触れてごらん

 

というようなことを語りかけ続ける。
たったこれだけで、見違えた作品に変わります。 

 

 

で、ルネ君は次のようなものを書いた(一部改変してあります)

 

 

●●先生。ついに卒業です。5年生6年生の2年間お世話になりました。
 

先生はご存じ無いかもしれませんが、僕はずっと先生に教えて貰いたかったんです。

先生にとってソレは当たり前で、僕を特別視してくれたわけじゃないことは知っているのですが。先生は渡り廊下で、校庭で、スーパーで、僕を見かける度に『ルネ君ルネ君』と声をかけてくださいました。

そのたびに23言かわすのですが、先生はそれをちゃんと覚えててくれて… ココイチで偶然会ったとき『欲しかったポケモンは取れたかい?』と言われたのは衝撃でした。嬉しかったんです。覚えていて貰えるってのは、こんなにも嬉しいのですね。

僕はそのときから既に。先生から『人の大事に仕方』を教えて貰っていたのだと思います。

 

5年生になったとき。担任が先生と聞いて、僕は飛び上がって喜びました。本当です、疑うなら母に聞いてみて下さい。

先生は『人を大事にする人』なので、僕だけじゃ無く、クラスのみんなのことも良く見てくれて、同じように接し。好かれていました。

『大事にする人』は『大事にされる人』なんですね。

ただ熱が入りすぎるのか、ときどき『何を言っているのか分からない』ところは残念でしたけど(笑)
 

僕も『人を大事にできる人』になります。それが先生に教えて貰ったことです。

 

先生は、たぶんずっと『僕の先生』なんだと思います。

これから先、沢山の『先生』に出会うと思いますが、『先生』はずっと『僕の先生』です。ありがとうございました。

 

 

・・・うーん、優秀。4時間で見違えるような変化をする。

 

ルネ君『でも・・・』

 

Taihei『どしたん?』

 

ルネ君『これ、寄せ書き的なものなので、2行しか書けないんですよねー

 

 

 

 

それを真っ先に言え!

 

 

てか、お前。この4時間、よく耐えたな!?

褒めたるわ!

 
 

 

そんなナイスキャラ『ルネ君』ですが

 

1週間後、ルネ君が『どうしてもTaiheiに家庭教師をやって貰いたいです』と、とち狂ったことを宣う。

 

 

おいおい。俺、バツイチだけど、一応大っきい病院の臨床医やで?
 

暇だと思われると仕事をガンガン入れられるから、忙しいアピールしてるけどそれなりに忙しいで!

 
 

とち狂っとるなぁ、と思うと。だんだん面白くなってくる。

 

とち狂い面白いおもしろ狂ってる
 

 

 

おもしろ面白い

 

 
 

『よっしゃ! 俺は学校のカリキュラムなんて無視するぞ! 俺が教えたいことを、ただ俺が教えたいように教える。定期テスト前でも、試験とは関係ない島津斉彬の話を平然と2時間しかねんぞ? それでお前も、ご家族も構わないって言うんだったら、週に2時間。タダで教えたるわ』

 

 

ルネ君『構いません!』

 

ご家族『構いません!』

 

 
 

うおお、面白狂っとる

てなわけで、日本にいるときは週に2時間、趣味で家庭教師をやっております。

 

ただ彼は、とあるスポーツで日本10位以内に入るようなスーパースポーツマン

下手すりゃ私より忙しいため、時間の調整や勉強時間の確保が大変

 

何かやらせようとしても『時間が無い』を言い訳にして、なかなか動けない。

特に今は、僕が日本を離れているので、あまり指導もできない。

 

2年前の夏休みは、みっちり読書感想文に時間を使った。

宮本輝『星々の悲しみ』を一緒に読み。何十時間もかけて感想文を練り上げた。

 

ルネ君は味をしめ

去年の夏の感想文も『星々の悲しみ』で書いた。Taiheiはインドだったしね

 
 

そして先日来たLine
 

ルネ君『今年も星々の悲しみにします!!

 

 

 

まてい!

 
 

お前、本を読むのが面倒くさいだけやろ!

 

 

毎回毎回、同じテーマでバージョンアップしやがって。

 

 

桃鉄か?お前はっ!! 



どんだけ悲しめば気が済むねんっ!! 

 

 
 

てなわけで、アマゾンから吉本ばなな『TUGUMI』を送る

※ アフィリエイトはやっていません







 

15

 

思春期ど真ん中

 

夏休み。ガラス細工の様なTUGUMIの心。めくる指先でそっと愛でよう 

 

 

 

『何かを手に入れるときは、何かを手放すに決まっているだろう?』

TUGUMI

 

 
 

 

 

『たしかにつぐみは嫌な子だった』

TUGUMI

 
 

 

 

 

『高温の星ほど赤では無く、青白く光る』

TUGUMI

 

 
 

 

 

『うるせえ、黙ってきいてろ。それで、食うものが本当になくなった時、あたしは平気でポチを殺して食えるような奴になりたい。もちろん、あとでそっと泣いたり、みんなのためにありがとう、ごめんねと墓を作ってやったり、骨のひとかけらをペンダントにしてずっと持ってたり、そんな半端な奴のことじゃなくて、できることなら後悔も、良心の呵責もなく、本当に平然として『ポチはうまかった』と言って笑えるような奴になりたい。ま、それ、あくまでたとえだけどな』

TUGUMI

 

 

 

 

『わたしを誰だと思っているの! 私の本気はちょっと凄いよっ』

TUGUMI

 

 

 

 

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. dadacyamame
    • 2017年08月02日 18:29
    • インドの青年のお話
      彼は、インド工科大学を卒業後、鶴岡市(山形県)に本社がある
      会社に就職しました。一度会ってお話をしたのですが(もちろん日本語)
      一年ちょっとの滞在にも関わらず、日常会話は問題なし。
      とてもナイスガイでした。世界を相手にする気概が感じられました。
      日本の学生の国内重視というような傾向が今問題とされていますよね。
      だからなおさらのごとく「ヒモ」さんの活躍を期待する私です。嫁ちゃんごめんね。
    • 2. 太平
    • 2017年08月03日 15:57
    • >dadacyamameさん

      IIT出身の人は非常に優秀なようですね^^
      ヒンドゥ語の文法は日本語に似てるとは言え、1年で日常会話問題ないレベルまでいけるのは凄いですね^^ 本格的に優秀な人なのでしょうね。

      そうですねぇ。私も活躍できるように精進します^^
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