『ヒモ』達はまだ結婚式を挙げていない

私が日本にいられた時間が短いこともあったし。

前回の帰国のときは籍を入れるだけで精一杯だった。

結婚式は、帰国してから。

そういう体で話を進めている。

今日の『世迷い言葉』は大人気の『嫁ちゃん』についてなのだけど。

これまで200以上記事を書いてきて。私はそれぞれの記事に色々な思い入れがある。沢山のキャラクターも出してきた、どれもコレもみんな大好きだ。

だけど、たった１回の『嫁ちゃん』の記事が、今までのどの記事より圧倒的に閲覧数が多い。そしてSNSやLineやメールで私に寄せられたメッセージも今までで一番多い。

内容は集約すると『嫁ちゃんのファンだ』『もっと嫁ちゃんのことを書け』というもの。

自分で書いていてなんだが、なんとなく悔しいモノもある。

私の脱ぎ捨てた衣類をジップロックに入れてクンカクンカしてる変態記事の、一体どこに読者様は魅了されたのであろうか？　理解に苦しむ。

織り姫・彦星もそうだけど。

やはり女性の方が輝きが強いものなのかもしれない。

※   織り姫：こと座ベガ 0.03等星　彦星：わし座アルタイル 0.77等星

話を戻そう。

『ヒモ』達も結婚式を行う。

結婚式は女性の夢。男は自分の為ではなく、女性のために式をきっちり挙げるべきである。

そんなコトを良く耳にしながら生きてきた。

しかしジップロック嫁はちょっと違う。

ジップロックの由来はこちら：【変態】嫁ちゃんはストーカー

とにかく彼女は『世の中ではこういう風に言われている』というものがあまり当てはまらない。

Taihei『結婚式についてはどう考えてるの？』

嫁ちゃん『めんどうくさいモノです』

Taihei『女性は結婚式に憧れがあるものでは無いのか？』

嫁ちゃん『そりゃ多少はあります。沢山の友達を呼んで、華やかに祝福されるのは、さぞ気持ちが良いモノだと思います』

Taihei『本当に家族だけを呼んだ小さな結婚式で良いのか？　沢山集めることもできるぞ？』

嫁ちゃん『良いんです。だって私は、私のコトを祝福する気がない奴が、めんどうくさいなぁと思いながら参加されるのが死ぬほど嫌なのです』

嫁ちゃん『知ってます？　結婚式って全然祝う気がない連中が、実に面倒くさそうな顔をしながら座ってるんですよ。

祝う気がないなら断ればいいのに。本当に神経を疑います』

嫁ちゃん『私は「私が大事と思えて」また「私のコトを本気で大事だと思ってくれる人」と、小さくても心を込めた時間を作りたいです』

Taihei『でも、本当に大事な友達くらいは呼びたいんじゃないの？』

嫁ちゃん『いえ。その人達にだけ声をかけるのも、呼ばれなかった人達のことを考えるとあまり良い選択ではないと思います』

嫁ちゃん『私にとって結婚式は、誰かを傷つけながら行うのは。うーん、やっぱり少し心苦しい』

嫁ちゃん『だから家族だけで、本当に良い時間を作りましょう』

嫁ちゃん『それに、私はTaiheiさんが結婚式なんて面倒くさいと思っていることも知っています』

Taihei『そりゃ、面倒くさいよ』

嫁ちゃん『ですよね（笑）、私だってそうなんですもの（笑）』

Taihei『じゃあ、あなたの結婚式のモチベーションはどこにあるの？』

嫁ちゃん『母です』

嫁ちゃん『今回呼ぶ人の中で、結婚式が一番嬉しいのは母。一生懸命育ててくれた母。私がキレイなドレスで、幸せそうな姿を見て、彼女は「自分の人生が良い物であった」と満たすことができるのだと思います』

嫁ちゃん『私は母のために結婚式をするんです』

嫁ちゃん『２７年間育てて貰った時間を、綺麗な結婚式という横断幕で、包むように閉じてあげたいのです』



嫁ちゃん『今までのありがとうを全部込めて』
 

嫁ちゃん『結婚式は「私を使った」母へのプレゼントなんです』

嫁ちゃん『それは即ち、私が自分のために結婚式をするのと同義です。母が嬉しいってことが、私の喜びなのですから』

嫁ちゃん『だから、この結婚式は私のワガママなんです』

嫁ちゃん『なので全額自分で出します！』

まちなさい

理屈はよく分かったが、そこまで『ヒモ』になれるか！

油断すると、嫁ちゃんはどんどん私を『カス野郎』に仕立て上げていく。

Taiheiの株価変動は彼女が握っていて、彼女が私の世話する度に『あだ名』はどんどん昇格した

『ジゴロ』→『詐欺師』→『ネパール催眠術師』→『ダラズラマ（ダラズは愚か者を意味する方便）』→『ゴミット（ゴミ+ゴット）』→『スターダスト（星のような屑）』→『ヒモ』

VALUでいえば、きっと時価総額100億くらいあるだろう。

次は何になるのだろうか？　ブログのタイトルを変えるハメになるので、そろそろ『ヒモ』で固定して貰いたい。

とにかく彼女は潔さのパラメーターがカンストしていて

好きなモノ、嫌いなモノが明確。

それに対する姿勢が『ハッキリ』している。

そういや結婚指輪選ぶときも

嫁ちゃん『私、すごく自分で気に入ったのがあったんです』

私『よっしゃよっしゃ。買ってやろう。どれどれ？』

カタログを見る。見たことがない数字が並んでいる

私『ふむふむ。や、安いじゃないか（だが俺の給料はもっと安い）』

嫁ちゃん『大丈夫です！　私が欲しいだけなので、自分で買います！』

ま　て　い

以下略

やはり女性の方が、輝きが強いのかもしれんね。

引き出物はやはり『ジップロック』なのだろうか？

『母親の愛は、普通の人間に不可能を成し遂げさせる燃料』

〜マリオン・C・ギャレッティ〜

『母の抱擁は、彼女が放した後もずっと続く』

〜不詳〜

『あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ』

〜聖書　箴言23章25〜

『ずいぶん敵も持ったけど、妻よ、お前のようなやつは初めてだ』

〜バイロン〜

『男は結婚によって女の賢を知り。女は結婚によって男の愚を知る』

〜長谷川如是閑〜

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