みなさまこんにちは。Taiheiです。
この度、ブログデザインとタイトルを一新致しました。
これからも新装ブログ
『迷言』を『名言』へ
サブタイトル:〜ヒモと呼ばれる医者のブログ〜
をよろしくお願い申し上げます。
基本スタンスは特に変わりません。
いつものように、日々の経験・感じたこと『世迷い言葉』を吐き、名言に繋げていくという流れでございます。
なんてったって『ヒモ』ですからね、繋げるのが好きなのであります☆ 言葉の縁結びでございやす。
それでは、早速今日も『世迷い言葉』から始めて行きましょう。
ブログタイトルにもありますが、私のあだ名は『ヒモ』です。
つまり、私を飼っている人が存在して、それが『嫁ちゃん』なんですね。
この『嫁ちゃん』。とにかく『とんでもない変わり者』でございます。
今日はブログタイトル変更記念として、私の嫁ちゃんの『奇天烈エピソード』をお話しようと思います。
そもそも上手くいった恋愛の話などは『当事者以外には地獄のように退屈な話』であります。しかし、これはおそらく『そのような恋愛の話』とはかけ離れた内容になってくれるのではないかな、と祈りながら始めさせて頂きます。
嫁ちゃんは『私のストーカー』でした。
私がストーカーをしていたワケではありません。彼女がストーカーでした。
用も無く私の周りを徘徊し、隙あらば私が身につけていたモノをこっそり持って帰り『匂いを堪能する』という『筋金入りの変態』です。
匂いが逃げないように『ジップロック』に入れて保存していたそうです。
怖いです。
出会い自体は、もう10年以上前なのですが。よく話をするようになったのは4年前。彼女が大学6年生のときでした。
卒業後、彼女は私の住んでいる街とは200キロほど離れた病院で研修医生活を始める。
同時に『ストーカー』の本性が目覚めます。
私が『それ以上は許しません、もう近づかないで下さい』という紙一重、ギリギリのラインを死守しながら、休みの度に200キロの距離を運転してくる。
私が『会えない』と言っても、『美容室に行く』『部活の飲み会がある・後輩に会いに行くだけ』『好きなカフェで本が読みたいから(ストーカーは私が『読めと言った本』や『良いと言った本』は必ず読む。その数はこの3年で300冊は軽く越える)』などと理由をつけやってきて
『もしもお時間がありましたら、10分だけでもお茶が飲めたら嬉しいです☆』という真綿で頸をしめるような技でひたすら待つ。
※ 注:お付き合いしていません。
私が『仕事で徹夜続き』のとき。夜中に弁当を作って届ける(200km) → 私の脱ぎ散らかしているシャツをこっそり1枚盗む → 帰る(200km) → ジップロック
※ 注:お付き合いしていません。
しかし絶妙な距離感で『絶対に踏み込んで来ない (告白などはしない)』から『断ること』もできない。
そんなある日。突然
嫁ちゃん『私と結婚して下さい!』
これはビビった。付き合っても無い女から真剣にプロポーズされるなんて、予想もできん。
Taihei『無理だよ!恋愛対象として見られない。付き合うコトなんてできん』
嫁ちゃん『付き合ってくれなんて言ってない!!結婚してくれといってるんだ!!』
あんな逆ギレは見たことがない。さすがジップロックを縦横無尽に操る女。『とてつもない切り返し力』を内部に閉じ込めている。
とりあえず断り、その場をおさめる。ついでに『プロポーズのフレーズがありきたりでつまらん』とダメ出しをする → ぶち切れて私のタオルを盗んで帰る → ジップロック
そんなこんなで2年近くが経過。嫁ちゃんの研修医生活も残りわずかになる。
3年目をどこで働くか決めなければならない。
嫁ちゃん『私は、Taiheiさんのいる場所。大学病院に戻ります』
Taihei『やめなさい。あなたは今の病院でとても気に入られているんでしょう? 残るのが君の幸せだよ。それに貴方がうちに来ても、私はお付き合いしませんよ』
嫁ちゃん『構いません。私は、私が納得するまでは、自分の思う生き方をするんです。それに私の幸せは、私にしか分からない!』
嫁ちゃん『そして。あなたは私と結婚した方が良いんです』
『この世で、本当の意味で、あなたを自由にさせられるのは私だけです』
『私はTaiheiさんが好きな事をやって生きて欲しいのです』
『あなたは仕事を辞めたくなったらいつ辞めてもいい、私が稼ぎます』
『お金にならない小説に没頭しても構わない、応援します(思い返すと失礼なやつだな!)』
『本気でソレで良いと思えるのは、この世で私だけです!』
コレは効いた。ジップロックに『新型プロポーズミサイル』が仕組まれていた。
どうやって諦めさせるか悩んでいたその頃。
私のインド行きが決まった。
Taihei『お前が来ても、俺はいない。俺はインドに行く。何年かかるか分からん。もう、すっぱり諦めなさい』
嫁ちゃん『…いいえ。…それでも私は大学病院に戻ります。…1年でも3年でも待ちます』
彼女は初めて私の前で泣いた。必死で感情を押し殺すように歯を食いしばり、どうしようも無い涙が溢れてくるように泣いた。
それから数ヶ月後。インドに行く寸前に私達のお付き合いは始まった。
『帰るまで本当に待っててくれたら、結婚する』とだけ決め、その後きちんと夫婦になれたのは、ただただ幸運だった。いや、彼女のおかげだった。
彼女は言う
『あなたはヒモです。ただ私に繋がっているヒモです。ヒモはヒモらしく、ただ貴方が好きなことだけをして生きてください』と。
またこんなコトも言う
『浮気をしても構いません。風俗で女遊びをしても構いません。ただ私にバレないようにしてください』と。
Taihei『バレたらどうなるん?』
嫁ちゃん『私が、その女を地獄の底まで追いかけていって、殺します』
嫁ちゃん『私を人殺しにさせないでくださいね(ニッコリ)』
・・・怖っ! 浮気しないでって言われる方がよっぽどマシですな。
そんなアレで、私は『ヒモ』と呼ばれているのです☆
嫁ちゃん『ジップローック!』
『志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない。世俗の意見に惑わされてもいけない』
〜吉田松陰〜
『死生は度外におくべし。世人がどう是非を論じようと、迷う必要は無い。武士の心懐は、いかに逆境に遭おうとも爽快で無ければならぬ。心懐爽快ならばやつれることはなし』
〜吉田松陰〜
『君たち狂いたまえ』
〜吉田松陰〜
『読書というのは最も人の心を変えるものである。書というのは、なんと恐るべきものであろうか』
〜吉田松陰〜
『やろうと思ったことはその日から始めるのが良い。年齢など気にする必要は無いのだ。思い立ったが吉日である』
〜吉田松陰〜

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コメント
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