今日はちょっとした会合でSDAの『ASIAN COOKHOUSE』に行ってきました。
ZOMATOでござんす。
ロブスター。
インドどころか、日本でも殆ど食べたことが無い。
下手すりゃ10年ぶりくらいかも知れん。
10年前のもロブスターじゃなくて、伊勢エビだったかも知れん。
人生初ロブスターだったのかも知れん。
弾ける御身の躍動感はまるでトランポリンが如く。
チリソース的な、エビミソも混じっているような濃厚なソースが、口の中で同時多発テロを起こす。
キングフィッシャービールとの相性もナイス。ヱビスビールだったら、もっと美味い。
店内はこんな感じ。
カメラの能力的に薄暗いけれど、もっとシャキッと明るい。
お酒コーナーの奥、ブラインド的なものに隔てられて7人くらいのインド人が調理をしている。注文やサーブをするスタッフは6人。人件費が安いとはいえ、贅沢な人員配置である。
こういうのが実にインド的。
こちらも弾ける躍動感。
コレは手羽先を揚げたもの。
甘辛いタレ。デパートの○○物産展とかで良くありそうな一品。ビールがススム君。
シーフードスープ。
ココナッツの香りとスパイスの辛み。タイカレー的な味わい。美味い。
可愛らしいショットグラスサイズ
焼きそば。
見た目通りのお味だけど、油はわりと控えめで食べやすい。
どれもこれも大変美味しゅうございました。
この日の食事会は、あるスイス人のすごく偉い人を囲む会。
医療系のお仕事をされていた方なのだけど。ソマリアやシリアなどの紛争地帯の医療を中心に活躍されていた人です。物腰が柔らかくて凜々しい老紳士。
趣味は山登りで、3000メートル級の難しい山を。
断崖絶壁を素手やピッケルで何度も登頂しているそうな。
見せてくれた写真はコレではないけれど、こんな山の登頂に成功している。
・・・これは見るからに危なそうですが、登っても大丈夫なものなんですか?
老紳士『ん?私が仕事をしていた紛争地帯の方が、はるかに危ないよ』
とんでもない修羅場をくぐってきたのだろうなぁ。言葉がずしんと響いた。
死線を越えてきた男は色気が違う。
タバコがお好きなようで、誘い合わせてレストランから脱出しタバコを吸う。
老紳士『君がいてくれるから、今日はタバコが吸えて嬉しいよ』
そう言って笑う。
喜んで頂きたくて『何を言うんですか。今日ほどタバコに感謝した日はありませんよ』
そう言うと、顔中を皺だらけにして笑ってくれた。
その笑顔が柔らかくてまぶしくてヤバい。もう白旗です。かなわない。
しかも全部ご馳走になってしまった。
払うと言っても
『ここは私のHOMEのような店だから、私が払うのが当然』とかわされる。
とにかく格好良かった。
もっと質問したかった。『母国語で色んなニュアンスを味わいながらコミュニケーションが出来たらなぁ』と思わせてくれる方でした。
うーん、無い物ねだりより、もう少しだけでも英語を鍛えるか。
ご馳走様でした。必ず同じコトを誰かにします。
『人はいつだって、いろいろなものにサヨナラを言わなければならない』
〜ピータービーグル〜
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〜W・H・オーデン〜
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