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写真はバターチキンカレー(ボーンレス)

場所はPandora Road MarketGulatiレストラン

 

これがとにかく美味い!

色々食べ歩きましたが、バターチキンはココの店が今のところ1

まったりコクのあるルーに、芳ばしいチキン。辛さはほんのり漂う程度。

カレー自体がまろやかで奥行きがある味だからなのか、バターナンやガーリックナンよりもプレーンナンがガッチリかみ合う。

 

日本からお客さんが来たときには、必ず連れて行っておりますが。ほぼ全ての人が『旅の中で、ここのバターチキンが一番美味かった!』とおっしゃいます。

 

Taiheiの一押しの一皿でございますです。

2人でしっかり食べて1500Rs程。(残念ながらお酒は置いていません)

 

店の前は、小さな公園程度の広場になっていて、歩き売りのインド人がチラホラ。何故か毎回『カーマスートラ』の絵本を売りつけられる。

※   カーマスートラ:印度の超有名な古い古いエロ伝説。興味がある人はググってね☆ あまりのハチャメチャさに、頭痛がするわよ!

 
 

運が良いと、絶滅危惧種、コブラ使いに出会えます。

 

ボーッと座っているコブラ使い。目が合うと、手招きをしながら、地面に置かれたザルの様なカゴを開ける。

ヒョロヒョロとコブラが出てきて、コブラ使いは素手でチョイチョイとコブラを触る。

 

コブラ使い『ほらほら、これ、ね?見てコレ、そうコブラ!知ってるでしょ?』
 

という感じでコブラをツンツクツン

 

 

怖いです!

 

コブラ使いは手招きをしながら、写真を撮るジェスチャーを投げかけてくる。

写真撮ったら、お金要求してくるんだろうなぁ。などと思っているうちにウーバーが到着。

もうちょっと『コブラ使い』に絡みたかった。残念

 
 

牙は抜かれているのだろうけど、コブラは結構大きくて怖い。

 

 

ところで『コブラが本当に笛の音で踊るのかどうか?』については諸説ありますが。蛇は音を感知する機能は頭部に持っているものの、基本的に耳の穴が無く『空気を伝わってくる音』はあまり聞こえていないようです。

 

ただ皮膚感覚や震動には敏感なので、コブラ使いがカゴを揺すったり、足でチョンチョンと刺激を与えると、コブラは震動源を探そうと頭を回す。それに合わせて笛を吹き、まるで笛の音でコブラが踊っているように『見せる』という芸らしい。

 

『コブラの方が実は人間を操っている』っていうテーマの短編小説書こうかな。その場合、コブラの目的は何だろう? カゴの中で何を思っているのだろう?

 

しかし、たまったもんじゃ無いよね。牙抜かれて、小突かれて、人間にぴょろぴょろ笛を吹かれて、写真撮られて。んでもって、またカゴに閉じ込められて。

蛇使い。なかなか業の深い仕事ですな。

 

 

業と言えば、私の大好きな落語家『立川談志』さんは

『落語とは人間の業の肯定である』

という言葉を残しました。

 

なるほどなぁと思うのは、『貧乏』や『人間の自分ではどうにもならない性質』などからくる『苦しみ』を、気持ちの持ち方や機転の利かせ方で『豊かに肯定する』話が多いのですね。

 

例えば『のめる』という落語があります

 

貧乏長屋に住むAとBはとっても仲良し。いつもの様に雑談をしている
 

A『俺たちはお互いに、良くない口癖がある。それを直そうじゃないか。お互い、その言葉を口にしたら罰金を取るってのはどうだ?』
 

B『良いね。じゃあ俺は「一杯飲める」を封印。お前は「詰まらねえ」を封印だな』

 

Bは何とかAを負かせてやりたいと思い、智慧が回ることで有名な男Cに相談する。

 

C『親戚から大根を100本貰ったんでタクアンにしたい。四斗樽がないから醤油樽に詰めようと思う。醤油樽に100本の大根が詰まるかね? と聞けば、誰だって「詰まらねえ」と答えるだろう。どうだ?』

 

Bは早速試そうとAの元へ行く

 

B『かくかくしかじか、この醤油樽に大根が100本詰まるかなぁ?』
 

A『お前はバカか? 醤油樽に100本の大根が詰ま・・・(気がつく)』
 

B『どうだ?詰まるか?』
 

A『いや、入らねえ
 

B『畜生。こいつ気がつきやがった』

 

 

A『へっへっへ。そんな手に乗るかい。あ、そろそろ時間だな。ニョーボ、羽織を出してくれ』
 

B『羽織着てどこに行くんだい?』
 

A『伊勢谷の婚礼に呼ばれてんだ』
 

B『へへ、良いねぇ。それじゃ一杯飲めるな

 

A『はい罰金!

 
 

実は婚礼は嘘。伊勢谷の女性は既に80歳を越えるご高齢。

引っかけるつもりが、逆に引っかけられたBは再びCの元へ

 
 

C『あーやられちゃったか。昔から好きなものには心を奪われるというが、相手に何か好きなものはないかい?』
 

B『あいつは、三度の飯よりも将棋が好きですわ』
 

C『よしよし、それなら手がある。難しい詰め将棋を、そいつの目の前でやれば必ず乗ってくる
 

B『どうやれば良いんです?』
 

C『ほら、コレが絶対詰まない詰め将棋の問題だ。これをAの前で考えたふりをしてごらん』
 

B『ふむふむ』
 

C『必ずAは、「持ち駒は何だい?」って聞いてくるさ。そしたら銀と歩って答えるんだ。だけどこれでは絶対に詰まない。そこでお前さんが「どうだい詰まるかい?」と聞く。必ず「詰まらない」って答える』

 

Bはその通り実行。
 

B『どうだい詰まるかい?』
 

A『こいつは詰まらない
 

B『やった。はい罰金!

 
 

A『ああクソ、やられた。しかし考えやがったな。感心したから罰金は倍やろう
 

B『うほほっ!ありがてえ、一杯飲める!

 

 
 

なんてこと無い話なのですが、貧乏な2人が『そこにあるもの』を使って『楽しく生きている』雰囲気がとてもホッとさせてくれます。

 
 

人間のどうにもならない性質を『この口癖』とするならば、それすらも『まるごと受け入れて』成り立っている物語ですね。

 
 

日本からインドに来ていることになぞらえると。


日本と比較して『インドは酷い国だ!』

それは一つの尺度ではそうですが、その考えに囚われてしまうと、やはり過ごす時間がより苦しくなってしまうのでしょうね。

 
 

『この状態』をどう肯定し、受け入れていくか。どう機転を利かすか? ということが、落語のように『笑い』に繋がったら良いなぁと思いながら生きている『インドライフ』でございます。

 
 

 

『笑い』は良い!

 

 

 

 

 

『修行とは矛盾に耐えることだ』

〜立川談志〜

 

 

 

 

 

 

 

『天才とはレオナルド・ダ・ヴィンチと手塚治虫のことをいう』

〜立川談志〜

 

 
 

 

 

 

 

『バカとは状況判断の出来ないやつのことをいう』

〜立川談志〜

 

 

 

 

 
 

 

『「小言」というのは己の「不快感の瞬間的発散」であり、「教育」とは違う』

〜立川談志〜

 
 

 

 

 

 

 

 

『落語は人間の小ささを大切にする。始末の悪さ、愚かさをそのまま語る。こういう人間の業を肯定するところに、落語の物凄さがある』

〜立川談志〜

 

 

 

 

 

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