Hauz Khasはインドの六本木的な、ちょっとオシャレなお店が並んでいる街です。(六本木なんて殆ど行ったことが無いけど)
選んだのは『YETI』というレストラン。ルームメイトの誕生日祝いです。
※ ルームメイト:シンガポール人、去年ルームシェアをしていました。
白いのから時計回りで説明すると。うーん、まず白いのから不明ですが。麦?なんだかの穀物のシリアルをさらに軽くしたような食べもの。時計回りに隣が豚肉の野菜炒め、少しスパイシー。その横のニンジンが混じった炒め物がバッファロー。オニオンがリング状に乗っかっているものが山羊の肺の炒め物。ツブツブは豆とタマネギの炒め物です。
山羊の肺。初めて食べましたが、柔らかい。臭みもスパイスで全く感じないし、違和感なく食べられました。牛とか豚の肺も食べたりするのだろうか?
コレはチキンパイ。おっきな餃子みたいな感じ。ネパールではわりと一般的なんだって。ナイフで切ると、断面から鶏肉の脂がじわっと溢れる。
とても美味しい。日本人が好きな味だと思うなぁ。
ミルク仕立てのスープに、肉まんみたいな形のパン。麺はチョーメン。ネパールの焼きそば。
この肉まんみたいなヤツは、どこまでいっても全部生地。てっきりお肉・野菜が入っているものだろうと思ったから、ちょっと驚く。セブンイレブンの肉まん。生地だけ食べるようなテイスト。
この日は何故か皆が興奮気味。異常な量をオーダーする。
オフィスに戻る。
後輩達が『アイス食べよー!』って入ってくる。
まだ食べるの?
切り分けて召し上がれ。
『もう喰えんゾ』というと、チャイ君に『Taihei痩せてきた。ソレよくない、食べろ!』と無理無理勧められる。
折角のインドダイエットが。まあ少々食べたところで、焼け石に水な気もする。
さてインドは雨の時間が長くなってまいりました。
モンスーンが近づいてきています。
日本は梅雨まっただ中なのでしょう。
インドもカラリと乾燥した気候から、ベタベタ蒸し蒸しする空気に変わってきています。
こう書くと過ごしにくそうに聞こえて、事実過ごしにくいのですが。雨に洗い流されて空が少しずつキレイになってきている気がします。
45℃を越すような猛暑が続き、カンカン照りのころは。
きっとどこかに避難しているのでしょう、なかなかお猿さんに出会えません。
雨が降り、少しだけ気温が下がってくると
医大の周囲にお猿さん達が戻ってくるようです。
デリーは平地なので、山などは無いのですが。
猛暑の時は、いったい彼らはどこにいるのでしょうか。
きっと秘密の避暑地で、出産と子育てをするのでしょうね。
大学の敷地内には、猿以外に犬も沢山いるのですが。
きっちりテリトリーは分かれているようで、犬が沢山いるところには猿の姿は無く。猿が遊んでいるところには、犬は見られません。
犬猿の仲。
犬と猿を見ていると、手塚治虫の『火の鳥』を思い出します。
ある猿が『ボス猿を決める戦い』に敗れ、傷つき群れを離れる。傷を癒やす中で、ある犬と知り合う。最初はまさに犬猿の仲だった両者だが、次第に心が通い合う。
猿はどうしてもボス猿になりたかった。そこで犬に助力のもと、ついにボス猿を決める戦いに勝利する。
猿の群れは犬への恩義は忘れず、定期的に贈り物をする。犬と猿は互いを親友と感じていた。
犬は犬の群れができ、領地があった。猿と犬は、顔を合わせる機会は減ったが、お互いの領地を干渉しないよう節度を保って生活していた。
ある日、群れの一匹の猿が血相を変えて報告に来る。
ワキヤク猿『大変でやんす! 犬たちが、国境侵害しているでやんす!』
ボス猿は驚いて、かつての親友、ボス犬の所へ尋ねていく。
ボス犬も猿と仲が悪くなることは避けたい。しかし、犬一族は増えすぎて今の領地のままでは食料をまかなうことができない。
群れが大きくなったのは、猿もまた一緒であった。
話し合いはもつれにもつれる。両者は自分の群れのことを主張するばかりで決着がつかない。
両者の関係はいつの間にか『一族の存亡のため』が優先され、もう後戻りできないところまで来てしまった。
かくして、決闘となり、取っ組み合いながら、お互い息絶えるというお話。
この『犬』と『猿』が、『源義経』と『源頼朝』の前世であり。また来世であるというお話。
『人間は何万年も、明日生きるために今日を生きてきた』
〜手塚治虫 火の鳥〜
『アトムは完全じゃ無い。なぜなら悪い心を持たねぇからな』
〜手塚治虫〜
『医者は生活の安定を約束していた。しかし僕は絵が描きたかったのだ』
〜手塚治虫〜
『数え切れないほどの悔しい思いをしてきたけれど、その度にお袋の「我慢しなさい」って言葉を思い浮かべて、なんとか笑ってきたんです』
〜手塚治虫〜
『僕は火の鳥を日記だと思っているわけ』
〜手塚治虫 火の鳥〜
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