皆様こんにちは、Taiheiです。

先日はルームメイトの誕生日でした。

※  ルームメイト:同僚、去年同居していたシンガポール人。爽やかイケメン

 

まずはオフィスでお祝い。

寿命が短い花火に、何故かみんなハマり。

参照:『サプライズに向かない花火』と『強制インドダイエット』

今回も導入。

 
 IMG_2640

お、今回は10秒くらい持続した。(前回は5秒)
 

ロット差がありすぎるだろ、インド。

 


【ロット】

ロットとは1回に生産する特定数の製品の単位。

 

【ロット差】

同じ製品として作っているはずなのに、人為・環境など様々な要因生じた差異のこと  




これをインド人に言うと『またまたぁ、日本人め〜』みたいにバカにされるのですが。

同じお店の、同じキングフィッシャーの瓶ビール(インド産ビール)にもロット差があると思う。

 
 

お、この瓶は美味いな。 アレ?この瓶は後味がえぐいぞ!

 

みたいなことが、確実にある。

インド人『またまた〜』

 
 

 

写真は謎の儀式。
キック
 

チャイ君『インド式誕生祝いをしよう。さあ皆でルームメイトのお尻を蹴るんだ!』

 

とち狂ったことを宣う。
 

※ チャイ君:うちのチームのインド人エンジニア。

 

ホントにそんな慣習があるのか? 初めて聞いたぞ?

 

インド人達『ある!』
 

 

うーん。怪しい。そういや、去年のルームメイトの誕生日でもチャイ君は

『インド式のお祝いをしよう!』
 

と言いながら、ケーキをルームメイトの顔に塗りたくった

 
 

伝統とか儀式というものは『声のデカいイタズラっ子の思いつき』がかなり含まれているのではなかろうか?

 
 

うーん、私も思い当たる節がある。

そんな訳で、今日の小咄は『おなら一夜城』

 

 

 



大学時代、テニス部に所属していた私と、コーハイ君(後輩男)のお話。

我々は、しばしば2人で出かけたり、家でゲームしたり、外食にいくような仲だった。

コーハイ君は、私の『愚かしい話』を聞くことが好きであり、私が何か喋るとゲラゲラ笑い『いつも面白い話をしてくれてありがとうございます』と言う。

 

外食をして、ご飯をご馳走すると。『いつも美味しいご飯をありがとうございます』という。

 

その日も、我々は外食に出かけた。無論、コーハイ君の運転で店に行き、私だけビールをあおる。

 
 

その帰り道、私は車の中(密閉空間)で放屁を行った。
 

コーハイ『うわっ!もう!Taiheiさん!なに考えてるんですか!? やめてくださいよ』

と言いながら窓をあける

 

Taihei『待ちなさい。コーハイ君よ』

私はそっと窓を閉めた。 
 

 

Taihei『お前は俺が漫談をしたら、ありがとうございます、と言うだろう?』

 
 

コーハイ『はい、言います』


 

Taihei『お前は俺がご飯をごちそうしたら、ご馳走様でした。ありがとうございました、って言うだろう?』

 
 

コーハイ『はい、言います』

 

 

Taihei言葉おならお前を喜ばそうとして俺から出たものであることに変わりは無い


なのに、何故、おならだけ差別するんだい? おならが可哀想じゃないか

 
 

コーハイ『・・・』

 

 

Taihei『あぁコーハイよ。汝、屁、差別することなかれ

 
 

コーハイ『・・・・はい! ありがとうございます!

 
 

とんでもない詭弁で自分を正当化させたことに私は満足し、その夜は実に気持ち良い眠りについた

 
 

翌日の部活中

 

ラケットを振る際。お腹に力を入れすぎたことで、私に予期せぬ放屁が起こった。
 

『ブピー!』

 

 

すると後輩全員が私の方を向いて叫んだ!

 

『ありがとうございます!』

 

 


コーハイ君が昨日の話をうけて、一夜のうちに後輩全員に拡散



『Taiheiがおならをしたらお礼を言おう!』のスローガンの元



『おなら一夜城』を築いていたというお話。



人のことを言える立場では無いが、『バカの行動力』は実におそろしい。 

 


ちなみに、これは何故か伝統という名の忌まわしき爪痕に変わり。

私の医局にもテニス部の別の後輩がいるのだが。私の放屁に対して、いまだ大まじめに『ありがとうございます』と言う。

 

正直やめていただきたいのだが、こちらも意地になり

 

Taiheiいやいや。礼には及ばん。
当たり前をやっているだけだ。いずれは君も、後輩に同じ事をやってあげるんだよ


すました顔でほざいている。

 
 

彼は教授になりたいらしい。是非なっていただきたいものである。

出世して50歳、60歳になっても、彼の一夜城は壊れないのだろうか?

世界遺産にならないことだけを強く祈っている。 

 

 

なにが言いたいかというと。伝統・儀式はその土着民の文化・社会背景に基づく歴史的な理由がある"かなりいいかげんな理由で作られたものがある"のでは無いか』ということである。
 

 

おあとがよろしいようで。

 

 
 

 
 

『伝統は形を継承することにあらず。その魂を継承することを言う』

〜嘉納治五郎〜

 

 
 

 

 

『我々は伝統の中に生きている、しかしそれに批判的でなければならない』

〜アインシュタイン〜

 

 

 

 

 

 

『問題は伝統や貫禄では無く、実質だ』

〜坂口安吾〜

 

 

 

 
 

 

『今、もっとも革命的な人々も、知らないうちに、おそらく一番古い伝統の人間となる』

〜ロマン・ロラン〜

 

 

 

  

 

 

『幸せには伝染する力がある。その力を充分に活用すること』

〜ドロシーローノルト〜


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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. オット
    • 2017年06月20日 20:13
    • 太平さん ちょとネタを弄り過ぎて無いかい?
      そんなに気合入れてブログ書かなくても、、、
    • 2. あおむし
    • 2017年06月20日 23:46
    • 久しぶりにコメントをさせていただきます。
      ブログ再開楽しみにしていました。
      Taiheiさんとコーハイさんのかけあい、読んでてわくわく、にやにや。そのリズムも内容も素敵です。本当に伝えたいことはこっそり隠していそう(あくまで私がわかる範囲でしかありませんが)なところも。
      いつも楽しませていただいてありがとうございます。



    • 3. 太平
    • 2017年06月21日 03:23
    • >オットさん

      >太平さん ちょとネタを弄り過ぎて無いかい?
      ご想像にお任せします^^♪
    • 4. 太平
    • 2017年06月21日 03:26
    • >あおむしさん

      お久しぶりです。
      そっと隠している『本当に伝えたかったこと』ですか。一体それは何でしょうね?^^
      こんな文章を、楽しんでくださってありがとうございます☆
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