こんにちは。Taiheiです
シャワーは常にお湯が出ます。不思議ですねぇ、湯沸かし機の電源は切っているのにお湯。水浴びしたくてもお湯。
去年の私の家でもそうでした。
くっそ暑い夏場。どこをひねってもお湯。
寒くなる冬は、どこをひねっても水。
冬場にお湯を作り出す機械に電源を入れる。しばらく待つと待望のお湯!
温水プールくらいのお湯!
150秒だけお湯!
ウルトラマンよりも活動限界が短い。
夏は熱く、冬は冷たい。
季節を感じられる仕様のインド下宿でございました。
懐かしいなぁ前の家。
3階のベランダ。猫が居座って、餌付けをしようとしたらルームメイトに怒られたっけ。
翌日にはソファの上に、おっきなウンコ。
ルームメイト発狂。
しかし、もうちょっと空気を読むとかできんものかね? 自分がベッドとして使いたいモノの上に、排泄するかね? チミは。 そういのを『天につばする』『自業自得』『身から出たサビ』いうんやで。 もうちょっとでルームメイトを籠絡できたのに。
※ ルームメイト:去年ハウスシェアをしていたシンガポール人。イケメン、スポーツ万能
さて、腹痛が続いておるのですが。
禁酒をし、食事制限などをして腸を休めておりました。
だいぶ調子が良くなったところ。オフィスに入るとなにやら良い匂い。
こいつか
ルームメイトが食べておりました。
Taihei『美味いのかい? それ』
ルームメイト『いや、まずい。食べない方が良い』
とか言いながら、ズルズル食べちょる。
フォークが入っちょる。うーん。予想外に赤い。辛そう
チーズ入れてみるか。
むむむ。麺にコシがない、スープに奥行きがない、無駄に辛い。
ふむふむ、これは確かに『いや不味い。食べない方が良い』だな。
口に飛び込むとわりとアクセントがある味なのに、瞬間的に味の印象が消え去る摩訶不思議な食べものです。
消える魔球的な魅力有り。出汁を摂ってない味噌汁みたいな感じ。『あれ? いま俺、何か食べたっけ?』というような錯覚が生じる。
美味いのかい?それ
『いや、不味い。食べない方が良い』
私は食べるけどね♪ お値段、40Rs
食べるなって言われると、食べたくなるもので
昨日は姪っ子が『一休宗純』という話を書きましたが。参照:初めてのディズニーランドと姪ちゃん
一休さんにもそういう話は多いですな。
一休や小僧達が、水飴舐めている和尚さんの姿を目撃する
和尚さん『これは毒だから、子供が舐めると死んじゃうよ』と、水飴を食べられないようにテキトーな事を言う
和尚さん出かける
一休、水飴食べる → 美味い!
お前ら来いよ、これタダの水飴だぜ! 喰おうぜ → 美味い! → 食い尽くす
小僧達『やべえ!一休、これマジやべえ。パネェ。和尚帰ってきたらマジギレ必至!』
一休『Yo。お前ら杞憂!俺の特有!で自由!な発想を共有!』
和尚さんの大事にしている壺をパリン!
小僧達『ガッデム!火に油! 鬼に金棒! 虎に翼! 駆け馬に鞭! 弁慶薙刀! 痛風ビール! デブ水飴!』
全員号泣、和尚帰宅
和尚『おわ、あわ、てめえら。おい。あれ?え?なんで! 俺の大事な物が二つも同時に多発テロ!』
一休『掃除をしていて和尚様の大事にしている壺を割ってしまったので、これは死んでわびるしかないと、和尚様の舐めていた水飴毒を全員で舐めたのです。なのに一向に死ねなくて、悲しくて泣いているのです』
和尚『オーマイGOD』
小僧達『一休パネェ』
※ 専門用語解説。パネェ=半端ない→はんぱねぇ→パネェ 会話の中に放り込むと、発言内容の格調が著しく低下する魔法の言葉です。
例:成し遂げんとした志を、ただ一回のパネェ失敗で捨ててはいけない
〜シェイクスピア〜
さて私は、一休さん好きでして。
今日はリアル一休さん『一休宗純』さんのお話を一つ。Taiheiテイストでお届けします。
これは一休さんが大悟(25歳くらい)に至り、数十年たってからのお話。
ある日、一人の男がやってくる
小坊主『何者だい?』
男A『あっしは京都の長者のもとで働いている下男でやんす。明日は大旦那さまの一周忌なので、どうしても偉いお坊さんだと有名な一休様にお勤めしてもらいたいんでやんす』
小坊主『ちょっと待っとれ』
小坊主『和尚様、かようなものが来ておりまして、かくかくしかじか』
一休『OK。訪問時間をチェキラ!(= check it up)』
小坊主『明日訪問してくれるってよ』
男A『ありがてぇ!』 → 帰宅
数時間経ち、その日の夕方
例の長者の家に、みすぼらしい姿の男Bが来る。服はどろだらけ、ところどころほつれている。
男B『やべぇ。パネェ。もう3日喰ってねぇ。マジ餓死寸前! 空腹で悄然! 突然!で悪いけど慈善!が欲しくて人前!(訳:お恵みください)』
男Bは悲しげな声で両手を突き出し物乞いをした。
長者の家の門番『ああん?小汚いなりをしやがって。お前にやるもんなんて何もねーよ。帰れ帰れ』
と、取り合ってくれない。
男B『そんなご無体! この肉体!は老体! 晒すは醜態! お恵み頂戴!(訳:わずかばかりでかまいません。どうか少しばかり恵んで下さい)』
男Bは泣きながら訴える。
長者の家の門番『このやろう、優しく言っているうちに帰れといっとるんじゃー!』
しかしなかなか男Bは立ち去らない。騒動は屋敷の中にも届き、主が登場。
主『んーおおん? 立ち去らないなら痛い目にあわせるまでよ。たたき出せ!』
使用人達は、男Bに殴る蹴るの暴行を加え、往来に叩きつけると、固く門を閉ざした。
翌日
一休は煌びやかな金襴の袈裟をまとい、長者の家を訪れる。
玄関先には一族郎党勢揃い。それもそのはず、一休様は将軍や沢山の大名から尊敬される超有名人。血筋は天皇の実子。全員、紋付き袴はあたりまえ、最敬礼を持ってお出迎え。
まずは主が歩み寄り丁寧に頭を下げる
主『本日はようこそおいでくださいました。さあどうぞ、こちらへ』
先導をする主であるが、一休は足を動かさない。
「こちらでございます。さあ、どうぞ」
再度促すが、一休は微動だにしない。
一休『私はここで結構です』
主『いえ、あの、お上がりいただけませんと。お勤めができないと思うのですが・・・』
一休『いいえ、ここで結構です。ここが私の分にふさわしいのです』
一休は玄関口に腰を下ろし、立ち上がらない。
主は込みあげる苛立ちを抑えながら、一休の手を引き立ち上がらせようとする。
すると一休はその手を払いのけ言った。
それほど招き入れたいのであれば、この金襴の袈裟を仏間に持って行きなさい。私は足蹴にされるようなものでも、ありがたがられるようなものでもありません。玄関口の地べたで結構でございます。
怪訝な顔をする主。見守る一族郎党。
一休は微笑みを浮かべて言う。
ご主人。昨日、誰そ彼(たそがれ)時にみすぼらしい男が来たでしょう。あれは私です。昨日は殴り蹴られ。今日は手厚くもてなされ。これはどういうことなのでしょうね?
昨日の私と、今日の私が違うところは、この金襴の袈裟だけですよ。だからこの金襴の袈裟を仏間に招き入れれば良いのです。
主人・一族郎党『ガッデム!』
将軍が大事にするような人に、とんでもない無礼なことをしたことを知り。青ざめる一同
一休はケタケタと愉快そうに笑い、来ていた袈裟と法衣を脱いで言った。
『Yo! これから法事の用事は、法衣に頼めYo。昨日のワシは腹ばい成敗! 袈裟が今朝から仏間でお芝居! 功徳はワシより千倍!万倍!(訳:今後、法事はこの袈裟と法衣に頼みなさい。私よりも功徳があると思いますよ)』
そしてスッと立ち上がり、ニコリと笑うとボックスを踏みながら軽い足取りで寺に帰った。
民衆『一休、やべぇ。パネェ』
『袈裟がありがたく見えるのは、在家の他力本願』
〜一休宗純〜
『世の中は喰うて、糞して寝て起きて。さて、その後は、死ぬるばかりよ』
〜一休宗純〜
『生まれては死ぬるなり。釈迦も達磨も。猫も杓子も』
〜一休宗純〜
『自分の人生は、自分一代のものだ』
〜一休宗純〜
『今日褒めて、明日悪く言う人の口。泣くも笑うも嘘の世の中』
〜一休宗純〜
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コメント
コメント一覧 (2)
先生ーっ!!
お久しぶりです^^
ご結婚並びにブログ復活おめでとうございます♪
先生と生涯を共にされるなんて!
きっとミニクーパーさんは菩薩様の様な方なのでしょうね(笑)
私は現在、慢性疾患の完治を目指す治療の真っ只中であります
3か月間の投薬治療なんですが
今、1か月を少し過ぎたところです
やり遂げますよ!禁酒も完治も!
先生のブログ、私も楽しみにしてますyo!
熱帯のインドで次はどんな目に合せてくれるんだい?
そんな感じでお楽しみ下さいね!
あらまあ、お久しぶりです。
治療中で禁酒されているのですね。私も禁酒中なのですが。3ヶ月きっちり禁酒しないといけないというのは、さぞお辛いでしょう。応援しております! バッチリ完治を!
そうそう、私は2度目の結婚をいたしました。
菩薩様。そうですねぇ、彼女は如来になるために、私の元で修行中らしいので。菩薩みたいなもんですねぇ☆
冗談ですよ^^
今日は趣向を変えてインドの散歩を書いてみました。
また遊びに来てね^^