《前回までのあらすじ》
太平は怪しげなリキシャマンに声をかけられてしまった。
「I would like to go to the India gate, OK?」
「Ok, ride on.200Rs Ok?」
ちょっと交渉したけど、かなりしつこくて、こっちの話を聞いてくれないし、私の乗っているホテルの周りはあまりリキシャが通ってくれないので200Rsで乗る。
乗り込んでしばらくすると「へい、実は今日はインド門は休みなんだ。入れないんだよ。だから僕のお勧めするデリーの旅行コースを一緒に回ってみないか?料金はそうだな、あなたいい人だから、特別に2000Rsでどうだ?(日本語です)」
あ、そうなんだ。今日は休みなんだ、残念、じゃあおじさんの言うとおりにしちゃおっかな。ってなるかい!!!
「おい、ホテルの人から聞いてるよ、今日も問題なく入れるって(嘘)」
「それはね、ホテルの人がクレイジーなんだ、僕の…」
「Stop,Stop here! And take off me here!」
「あ、いや。うんOK、連れて行くよインド門へ」
インド門へ行く、あれ、本当にKeep Outしてる。リキシャマンも「なっ!」って感じで言ってくる。でも、Keep Outしてるのはこの入り口だけかも知れんしな、とにかく降ろして貰って歩くことにした。
あ、全部、Keep Outだ。道行く人に尋ねると、26日までは国民的お祭り的な関係で全面的に入れないんだって。ふーん、リキシャマンごめん。
ってかインド門閉まっているなら、俺を乗せる前に言わんかい!!
乗ってからインド門閉まっているっていうから信用できんのんじゃ!
土地買ってから、実は農地なので家は建てられません、そんな理屈あるかい!
見るだけOKだから絨毯見て見て、なに?買わない?ざけんなよ!、そんな理屈あるかい!
って思ってたら、そのリキシャマンがまた声かけてきた。
(おいおい、あんたずっと俺をつけてたの?)
「なっ、閉まってるだろ?」
「ほんとだね」
「次はどこに行きたいの?」
「コンノートプレイス(インドの銀座的エリア)」
「あぁなら近くだし、200Rs貰っているし、そこまではただで連れてってあげるよ」
どうしよう・・、すげー怪しい。でも、まあ乗ってみるか、と乗ってみた。
おもむろにリキシャマンが宣うには
「ところで、こういうのはどうだろう?今日は私と一緒にデリーの観光地を回っていく。私がずっとガイドする、そうだなぁ君はいい人だから特別に2500Rsで良いよ(日本語)」
「ガう゛ぇ、おいおいおい!ちょっと待て、最初より値上げしてあるじゃないか」
(ガう゛ぇ:『それはさっき聞いた要らないよ』という予定だったのが、相手が予想外の値上げをしてきたためしたたかに噛んだ音)
「インドはすごいインフレーションimproving。Because値上がりするんだ」
って、難しい言葉知ってるね、あんた。
きっと牛嶋君もミナミの帝王も帝国金融も声をそろえて言うよ「あこぎ過ぎるだろっ!」って。
実はちょっと面白そうだから、行ってみようかなどうしようか迷ったけど
「No Thank you!」
「ここだよ!」
降りたところにはありました、そうです!土産物屋です!やったー(泣)
ここから第1次土産物屋の乱に繋がります。(過去の記事にありますのでご参照ください)
ちなみに降ろされた場所は、目的地(コンノートプレイスから3Km離れていました)
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コメント
コメント一覧 (2)
耐えられない
文化の違いといえば、それまでなんだけど…イラつくわー
頑張ってください(ー ー;)
結構たのしいですよ^^
日本では絶対に見ることのできない人達と現象はなかなか癖になります。
危ないのはいやだけど、予期しないことを言うので、思ったよりも面白くて私は好きなんです。応援ありがとうございます^^